北西面の太陽光パネルの光害対策として防眩対策シートやコーティング剤は効果がありますか
太陽光の設置を検討していますが、北西斜面に設置する場合、隣家の共同住宅に光害を及ぼす可能性があると言われました。
我が家は北西斜面が最も広いのでなんとか載せたいと考え、ネットで検索すると、防眩対策シートやコーティング剤があることが分かりました。
実際、これらは防眩対策として十分なのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
「北西面の太陽光パネルの光害対策として防眩対策シートやコーティング剤は効果があるのか?」とのご質問ですね。
とてもナイーブな問題ですので慎重にお答えします。
まず防眩対策シートですが、おそらくARコートの事を指していらっしゃるかと思われます。
ほとんどの太陽光パネルは既にARコートは実装されて市販されています。
ですので、話題になっているような光害については、既に低反射対策は取られている上での話です。
次にコーティング剤ですが、これは正直わかりません。
当然反射をおさえようと強いコーティングを施せば入射する光も減り、発電量が減りますので本末転倒な気がします。
となるとやはり、北西側の隣家にどのように反射の影響がでるかをしっかりと観察して考慮し、それによって近隣の方との関係悪化が推測しうるのであれば、北西面への設置は取り止めるべきであると思います。
光反射については先日コラムも書いておりますのでよろしければ参考にご覧になって下さい。
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