親との共有名義の家でも太陽光発電は設置できますか?
ただし、共有名義者の同意書が必要です。
必要な書類は『建造物の【屋根/屋上】の使用に関する同意書』というものです。
太陽光発電システムの設置の同意を、共有名義者から得た証拠として必要となります。
ちなみにこの同意書のフォーマットは資源エネルギー庁のHPにある「再生可能エネルギー発電事業計画における再生可能エネルギー発電設備の設置場所について」というPDF内よりダウンロードできます。
このフォーマットについていくつか記します。
書き入れる内容は「日付」「依頼人の住所と氏名」「所有者の住所と氏名と捺印」「使用に同意する建造物の所在・家屋番号・種類」です。
そこまで記入に手間取るものではありません。
本文は非常にシンプルで「当方が所有する下記建造物の【屋根/屋上】について、依頼人が再生可能エネルギー発電設備を設置するために使用することに同意し、それを証するため署名押印いたします。」とあります。
必要記載事項に「種類」とありますが、不動産登記法によって定められている建物の種類の事です。
いくつか挙げると「居宅」「店舗」「寄宿舎」「共同住宅」「事務所」「旅館」「料理店」などがあります。