カナディアンソーラーの太陽光発電パネルCS1VL-210MSの特徴を教えてください。
カナディアンソーラーのCS1VL-210MSはどのような特徴のあるパネルですか?
①サイズが小さい
②別モジュールとの混載が可能
③新技術により受光面を最大化した
①サイズが小さい
CS1VL-210MSの寸法は「1322 mm × 826mm × 35mm」です。
以下が現在のカナディアン・ソーラーの住宅用パネルの寸法ですので、見ていただくとわかりやすいと思います。どのパネルよりも小さいですね。
■CS6シリーズ
CS6V-250MS 1638mm × 826mm × 40mm
CS6K-300MS 1650mm × 992mm × 40mm
CS6A-240MS 1324mm × 984mm × 40mm
■CS1シリーズ
CS1K-330MS 1675mm × 992mm × 35mm
CS1A-255MS 1324mm × 984mm × 35mm
■CS1Vシリーズ
CS1V-260MS 1638mm × 826mm × 40mm
CS1V-265MS 1638mm × 826mm × 40mm
②別モジュールとの混載が可能
既に販売中のCS1V-MSタイプとのコンビネーション設置を目的として開発された商品です。
今までは異なる型番のパネルはシステムが組めなかったのですが、それが可能になりました。
上記①②により日本の様々な住宅環境を、最大限有効活用するシステム設計が出来るようになりました。
③新技術により受光面を最大化
そもそも従来のパネルと『CS1V』と型番が付くパネルは構造が異なります。
従来パネルは、四角いセルを結合させて1枚のパネル(モジュール)を成しています。
セルとセルの接合部分はバスバーがあり発電はしません。
『CS1V』と型番が付くパネルはバスバーが少なくて済む設計になっていて、これが少なければ必然的に少なければパネルに光が当たる面積(受光面積)が大きくなります。
(バスバーとは、「主に電気関連の部品で、電動体として機能する金属製の棒を指す語。バス(母線)として用いられるバー(棒)」を指します。)
ちなみにパネルが小さくなったことで性能が下がったのではと思いがちですがそんなことはありません。
太陽光発電の性能を示す時に変換効率をみますので、カナディアン・ソーラーの他パネルと比べてみてください。
CS1VL-210MS 19.23%
■CS6シリーズ
CS6V-250MS 18.48%
CS6K-300MS 18.33%
CS6A-240MS 18.42%
■CS1シリーズ
CS1K-330MS 19.86%
CS1A-255MS 19.57%
■CS1Vシリーズ
CS1V-260MS 19.22%
CS1V-265MS 19.59%
CS1シリーズの2パネル&CS1Vシリーズの1パネルと比べると若干劣りますが、CS6シリーズの3パネルと比べるとCS1VL-210MSの方がパネルが小さいにもかかわらず、性能が高いことがわかります。