太陽光パネルにスネイルトレイルが出てもメーカー保証は受けられないのですか?どのように対応したら良いのでしょうか?
1年ほど前に野立ての太陽光発電の設置完了したのですが、半年ほどたって設置したパネルの8割程度からスネイルトレイルが発見されました。
私個人としては、理由は太陽光パネル設置工事時に、パネルの上に直接載って作業をしたことにあると考えています。(設置時のメーカ瑕疵)
ちなみに工事はメーカーさんが行いました。
メーカーに問合せしても「出力が下がった場合にのみ対応する」との1点ばりで、まったく対応していただけません。
このような場合は、どのような対応をとりうるでしょうか。
ご教示いただけますと幸いです。
ご質問ありがとうございます。
「スネイルトレイルが発生している場合に、どのような対応を取るべきか」のご質問ですね。
ご質問者様はご存知だと思いますが、念のため解説致しますと、「スネイルトレイル」とは「パネルの表面に白い筋が発生する現象」です。
直訳すると、スネイル(snail)=かたつむり、トレイル(trail)=(通った痕跡)という事で、「かたつむりの通った痕跡」に例えられています。
対応ですが、まずは、メーカーの方に現場の確認をしていただくのが先決ではないかと思います。
実際に国内メーカー数社に問い合わせてみましたが、「実際に現場を見ない事には何とも判断できない」との事でした。
対応に関してはメーカーによって対応は異なってくるかと思いますが、ご質問者様がやりとりされているメーカーさん同様、「モジュール出力保証」による対応になるのが一般的です。
また、メーカーの工事により発生したと考えれば、工事の瑕疵をもとにメーカーの責任を追及する事になるわけですが、肝心のどの時点でスネイルトレイルが発生したのかを突き止める事が難しく、特別な取り決めをしていらっしゃらない限り補償を受けるのは難しいかもしれません。
繰り返しになりますが、補償を受けるのが難しいとはいえ長く付き合っていくものですので、やはり現場を見ていただけるように繰り返しお願いされるのがよろしいかと思います。