3kWで太陽光発電でメリット出るのでしょうか?前のオーナーが設置したシャープのものです。
中古住宅購入予定で、前オーナー様が3kWのシャープの太陽光発電システムを設置済みのようです。
ただ3kWというのは売電等考えると少ない気もするのですが。
まかなえるものでしょうか。
因みに三人家族です。
ご質問ありがとうございます。
「既に太陽光発電付の住宅について」
のご相談というわけですね。
とてもいいですね。
太陽光発電システムは太陽が出ている日中のみ発電し、ご自宅で使う電気をまかなう事ができます。
そしてさらに余った電気を電力会社に売る事ができます。
3kWというのはおよその発電量ですが年間で3,000kWhくらいです。
この発電量がどのくらいのものかというところですが、仮に月10,000円の電気代のご家庭ですと大体年間の電気使用量はおよそ4,300kWhくらいです。
4kW位の大きさでちょうど同じくらいという所でしょうか。
ただ先にも書きましたように、太陽光発電システムのメリットというのは余った分の電気を電力会社に買ってもらえるという部分で出てきます。
なぜならこの売る事の出来る電気の単価が、普段の電気代の単価よりも高いからです。
(普段の電気代の単価は一般的には25円くらいですが、売る事のできる電気の単価は38円です。ただこれは以前に設置したものですから売る事の出来る電気の単価はもっと高いと思います。)
ですので太陽光発電システムで発電した電気は、使うよりも余らせて売る方がメリットが出る仕組みになっています。
日中にどのくらい電気を使用するか(夜の電気使用は関係ありません。)でどのくらいメリットが出るのかが変わってきます。
太陽光発電システム付き住宅、羨ましい限りです。
ただ太陽光発電システムが付いていることによって必要以上に高値になっているようであればそれはそれで考えものです。
疑わしい場合はまたご相談頂ければお答え致します。