近くに500kW程度の太陽光発電がありますが自分が設置した際に電圧上昇抑制による売電減少の恐れはありますか
現在、太陽光を検討しているのですが、自宅から100mのところに500kW程度の太陽光発電施設があるのですが、電圧上昇抑制による売電減少の恐れはありますでしょうか。
場所は、半径1kmに500件くらいの田舎です。
ご質問ありがとうございます。
「近所に500kWの太陽光発電所があるが、これから自分が設置すると電圧上昇抑制の恐れがあるか」とのご質問ですね。
せっかく発電した電気が売れなくなってしまうと、見込んでいた投資効果が得られませんので、とても気になりますよね。
電圧上昇抑制は、屋内配線による影響や、設置環境による影響によって発生します。
今回のご質問は設置環境による影響についてだと思います。
太陽光発電を設置するご自宅の周辺に工場や商業施設、大規模太陽光発電所など電力系統の電圧変動に影響を及ぼしやすい施設があると、電圧上昇抑制が発生するリスクは増えると思います。
ただ、電圧上昇抑制が発生する原因は、設置環境による影響だけではないため、近くに500kWの太陽光発電所があるからと言って、電圧上昇抑制が発生するとは限りません。
念のため、いくつかの電力会社に今回のような状況下では電圧上昇抑制が発生するか確認してみましたが、やはりどの電力会社も「確かな回答はできない」とのことでした。
電圧上昇抑制が発生しないようにするには、配線用ケーブルに太いものを使用するといった方法や、ケーブルの長さを短くするといった方法があります。
もし設置するのであれば、そのような対策を施すことをお勧めします。