太陽光パネルの上に雪や火山灰がかかると発電量はどうなりますか?
異常気象の件で太陽光設置で心配しております。
まず雪の件ですが、パネルの上に雪が積もった場合発電はどうなるのですか?
又 今ちまたで話題になってる火山の噴火に対してどうなのか?
富士山にしても、箱根の火山にしても何時噴火するか分からないと火山予知学会は警告しておりますね。
いざ噴火が始まると広範囲に火山灰が降り積もりパネルの上に降り積もって機能しなくなるのではないですか?
個人では高い屋根の上の作業は危険を伴うため清掃するには専門業者を頼まないといけないと思いますし一旦噴火が始まれば相当の期間(数カ月から数年)パネルが使い物にならなくなると思いますが・・・・
私が考えた対策としてノズルをつけた配管を設置してパネル全体に水を散水出来る用にして火山灰や雪を洗い流すようにする設備をつけようとしておりますがどうでしょうか?
又実際に設置した経験があるのでしょうか?
アドバイスを宜しくお願いします。
ご質問ありがとうございます。
「太陽光パネルに雪や火山灰が積もることで発電量はどうなるか?」とのご質問ですね。
積雪地域や火山の近くにお住まいで太陽光発電の導入を考えている方にとっては、重要なお話ですよね。
雪にしても、火山灰にしても、太陽光をさえぎってしまうくらい太陽光パネルの上に積もってしまうと、やはり発電量は落ちます。
ただ、雪なら太陽光パネルから滑って落ちたり解けてしまえば元の発電量に戻りますし、火山灰も風や雨によって太陽光パネルの上からなくなってしまえば、また発電するようになります。
一年を通してみたときに、相当長い時間にわたって雪や火山灰で太陽光パネルが覆われてしまうことが予想されるのであれば、太陽光発電によるメリットがかなりの部分損なわれてしまうことでしょうから、設置するべきかどうか慎重に検討した方が良いかも知れませんね。
質問者様は、「ノズルをつけた配管を設置してパネル全体に水を散水出来る用にして火山灰や雪を洗い流すようにする設備をつけようとしております」とのことですが、これは非常に面白いですね。
火山灰や雪を洗い流せるだけでなく、落ち葉や鳥のフンなども洗い流せるでしょうか
ら、その分発電量をしっかりと確保できそうですね。
しかも、散水による冷却効果で、何もしないときよりもさらに多くの発電が期待できるようになると思います。
実際に、産業用太陽光発電では、自動散水によるメンテナンス装置を設置している例もあります。
問題は、費用対効果になると思います。
発電量を大きくすることだけを考えれば、もちろん良いアイデアだと思いますが、そのためにかかる費用が発電量を増やせる効果に見合うかはしっかりと検討すべきでしょう。
設置された際には、ぜひ感想などをお聞かせくださいね。