ソーラーフロンティアとQセルズを比較するとどちらの方が発電量が多くなりますか
太陽光メーカーの選択で悩んでいます。
ソーラーフロンティア(以下SF)5.10kWとQセルズ5.775kWでは『年間の実発電量』に注目した場合、どちらが多くなるでしょうか?
- 屋根形状:切妻
- 屋根方向:南南西(真南から西に約20度)
周辺に高い建物や電柱はなく、朝から夕方まで屋根に影はできません。
施工店のシミュレーションでは年間推定発電量が...
- SF 5840kWh
- Qセルズ 7140kWh
と出ていますが、SFの光照射効果や温度特性等を考えると、シミュレーション結果よりも平均して1.2~1.3倍の発電量になるという説明を受けました。
見積もり価格はほぼ同じ(SFが3万円安い)です。
ご質問ありがとうございます。
「ソーラーフロンティアとQセルズの発電量」についてのご質問ですね。
実発電量については正確なデータがないので、今回は年間予測発電量でお話しさせて頂きます。
まず施工店さんから出ているシミュレーションですが、Qセルズの発電量の予測が多めに計算されている気がします。
参考に各メーカーの予測発電量を計算させて頂きました。
今回は設置場所と屋根の傾斜がわからなかったので、下記条件と仮定して計算しております。
年間予測発電量計算で使用した条件
- 東京都練馬区
- 南南西向き(真南から西に約20度)
- 屋根の傾斜角30度
※温度による損失は各メーカーのパンフレットに記載のある数値にて計算しております。
ソーラーフロンティアとQセルズの年間予測発電量
メーカー | 容量 | 年間予測発電量 | 1kWあたり発電量 |
---|---|---|---|
ソーラーフロンティア | 5.10kW | 5,759kWh | 1,129kWh/kW |
Qセルズ | 5.775kW | 5,916kWh | 1,024kWh/kW |
そんなに差はないですね。
またご施工店さんからのご説明もあったようですが、ソーラーフロンティアの太陽光パネルは出荷後に太陽の光を浴びると最大出力値が初期値に対して増加するという特性がありますので、実際の発電量はこちらの年間予測発電量よりも増えると思います。
なので、実際はQセルズよりもソーラーフロンティアの方が実際の発電量は多くなりそうですね。