太陽光発電を軒先いっぱいまで設置しますが強度は大丈夫でしょうか?
軽量鉄骨総2階建一軒家です。
横垂木ですが野地板施工・支持瓦施工で、パナソニックでメーカー保証可能とのことです。
ただ、詳しい現場検証の結果、軒に一番近い支持点が軒先になってしまいます。 施工会社は棟側にある支持点でも支えているので問題ないとのことですが、軒先の下には何もないので強度が不安です。 大丈夫でしょうか?
ご質問ありがとうございます。
「太陽光発電を軒先いっぱいまで設置するが強度は大丈夫か?」とのご質問ですね。
軒先設置についてはメーカーでも意見が分かれています。
パナソニックはOKですが、東芝はNGとしています。
個人的には支持点が一か所であれば問題は起きないと考えておりますが、これもあくまで推測です。
さて、今回気になったのが、以下の
『パナソニックでメーカー保証付きで、野地板施工・支持瓦工法でやってくれる』
という文章です。
なぜ可能なのか必ず確認をしておいてください。
私が知りうる限りではこの条件の横垂木ではパナソニックから保証は出ません。
ではなぜ施工会社がメーカー保証可能と言っているかというと、
「メーカー保証の申請段階で横垂木である事を記入する場所がないからメーカー保証は降りる」
という事を仰っているのだと思います。
パナソニック自体は工事についての不具合は一切関与しません。
「雨漏りが発生した責任は施工会社(もしくは販売会社)が持つことになるから構わない」
というお考えであれば良いと思います。
ただ上記のような保証の取り方であれば、万が一システム機器に不具合が発生した場合に、パナソニックから
「これはメーカー規定外の設置方法なので10年保証対象外です」
と言われてしまうリスクがある事は認識しておいてください。