太陽光発電メーカーが倒産した後に適用になる再保険とはどのようなものですか?
中国製のパネルの導入を検討していますが、メーカーが倒産した場合の保証が心配です。
メーカーが加入する再保険があると聞いたのですが、どういった保証内容になるのでしょうか?
例えばメーカー倒産後、パネルの出力が極端に低下した場合、別メーカーのパネルを提供してもらえるといった感じでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
「メーカーが倒産した場合の再保険の補償内容」
についてのご質問ですね。
海外メーカーの存続性に関してはご心配される方も多く、たくさんご質問をいただくようになっています。
メーカーがつぶれた時には原則メーカー保証はなくなります。
ただ、メガソーラークラスの案件などでは稀に再保険をかけているケースがあります。
一例といたしまして、カナディアンソーラーの保険についてお話します。
カナディアンソーラーさんに伺いましたところ、
「もちろん倒産するような予定はありませんし、今後もそのような事はないようにしなければなりませんが・・・」
という事を前提にご回答いただきました。
内容としては、二重に保険をかけているそうです。
1.カナディアン・ソーラー・ジャパンが倒産した場合
カナダ・オンタリオ州にありますカナディアン・ソーラー社により、代用品による補償が行われます。
2.カナディアン・ソーラー・ジャパンに加えて、カナディアン・ソーラー社が倒産した場合
ハノーバー国際保険会社もしくはRSUI損害補填会社から現金による補償になります。
※現状は日本語による対応はないが、今後は日本語による対応を考えているとの事です。
ちなみにこの2社の保険会社『ハノーバー国際保険会社』と『RSUI損害補填会社』は、カナディアン・ソーラーのパンフレットによれば、「格付けA Excellent(非常に優れている)」という記載がされています。