支持瓦工法とアンカー工法ではどちらの太陽光発電の方が雨漏りしにくいのでしょうか?
HITがいいのですが、施工方法で長州産業とパナソニックで迷っています。
家を建てた積水ハウスからは京セラを提案されています。
事態が複雑で、手に負えないので、アドバイスをお願いする次第です。
HITを扱うパナ施工店では、
HIT240αを31枚(7.44KW)
積水ハウス築17年
軽量鉄骨
寄棟屋根
野地板(構造板18mm)に支持瓦工法で設置
上記の条件でパナソニックと交渉してくれましたが、裏から補強してもメーカー保証は出せないとのことでした。
荷重は699kgです。
HITがいいので、調べましたら長州産業が同じパネルをパナソニックからOEMで入手し、販売していることがわかりました。
横垂木、野地板18mmといいましたら、支持瓦工法は無理だとのこと。
ただ、瓦アンカー150mm工法なら、メーカー保障もOKで、メーカーとして、雨漏り保障も10年出るとのことでした。
雨漏り保障をしているのは長州産業だけだそうです。
荷重は、682kgです。
家を建てた積水ハウスは、京セラをすすめ、この場合、野地板に施工し、メーカー保証もでるし、強度も問題ないとのことでした。
ただし、この場合、発電力は5.44kWが限度。
屋根への荷重も808kgになります。
ともにきっちり施工されたと仮定して、実際に、アンカー工法と支持瓦工法では、雨漏りリスクはどちらが、高いでのしょうか?メーカー保証をどう考えればいいのでしょうか?実施に水が流れる瓦に穴をあけることが、どう考えても雨漏りの危険性が高い気がして心配です。
パナソニックは雨漏りに関しては、パンフレットでは全く触れていません。
すいませんが宜しくお願いします。
何が何だかわからず、悩んでいます。
どこに聞いても、自分にいいような説明になります。
ご質問ありがとうございます。
「アンカー工法と支持瓦工法での雨漏りリスクについて違いについて」のご質問ですね。
この2つの工法の雨漏りのリスクについて、私達はほぼ同一と考えております。
確かにアンカー工法は瓦自体に穴を開け、支持瓦工法は瓦ごと取り換えてしまいますので支持瓦工法の方が1つリスクは減っているともいえます。
しかしどちらの工法にしろ屋根の構造体自体(垂木や野地板)への穴を開けての設置は行われます。
一般に瓦屋根は、最下層に下地となる野地板があり、その上に防水シートを張って瓦を葺くという構造になっています。
瓦は雨水を受けとめて下に流す役割があり、防水シートは激しい風雨で瓦の下から雨が入り込んだ際に、野地板に雨水が染み込むのを防ぐ役割をします。
瓦と防水シートで雨漏りを防いでいますが最後の砦としてより大事なのは防水シートであると考えています。
どちらの工法にしろ防水シートには穴を開けますので、そこのリスクが一定である以上ほぼ同一と考えております。
今回の場合はどちらの工法にしろ野地板固定になりますので、より大事なのは野地板が問題ないかどうかであると考えます。
野地板は構造用合板を使っている事をどのメーカーも前提で考えています。
もし野地板が大手ハウスメーカーがよく使用しているOSBなどの圧縮材であった場合は設置がおそらく長州産業さんでも不可であると思います。
ご確認よろしくお願い致します。