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陸屋根に太陽光発電を設置する場合に設置角度5度と10度でパネル間隔と発電量はどうなりますか?

Q
お客様からのご質問

太陽光パネルを露天駐車場に屋根を設置しその上にパネルの設置を検討しております。

10度の設置角度にした場合、屋根の高低差が南北で5メートル程度発生することから、屋根の形状を陸屋根方式にし、設置角度を5度にする方法を検討しております。
その場合、陸屋根で10度の場合と5度の場合の発電ロスとパネルの間隔が影の関係でどの程度必要になるか教えてください。

パナソニックHIT240α 144枚 34.56kW

パネル設置工事のみにて、13,131,000円(税込)の提示を受けております。

見積もり金額の妥当性と合わせよろしくお願い致します。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

ご質問ありがとうございます。
「設置角度5度と10度でパネル間隔と発電量はどう変わるのか?」とのご質問ですね。

太陽光発電モジュールをどの方角に向けて設置するかによって条件が異なります。
陸屋根設置ということですので真南向きへの設置かと思いますので、その前提で回答させていただきます。
また、場所によっても条件は変わりますので「東京」だったと仮定させていただきます。
(北の地方は太陽が低く、南の地方は太陽が高いため、最大限の日射量を確保するための角度も異なるためです。)

まず、パネル角度を5度にした場合、角度を10度にした場合に比べて日射量は97.7%程度となりますので、それに応じて発電量が低下します。

パネルの間隔については、関東では各パネルもしくはアレイの高さの2.3倍程度の間隔をあけて設置をすれば、もっとも影が長くなる冬至のときにも、後ろのパネルに影がかかることはありません。
影の長さは設置場所の緯度によって決まりますので、設置場所が関東より北であればこれより長く、南であれば短くなると考えてください。

設置場所の面積、ご予算も踏まえて、最適な設置角度、間隔、枚数をご検討ください。

また、陸屋根の場合、設置場所や設置工法によって価格が大幅に変わってしまうので、相場価格というのもあってないようなものですが、
お客様の聞かれているご提案が非常に性能が高く、やや高額なパナソニックでの提案だということを考えると、少なくとも高くはないと思います。

工事内容やアフターメンテナンス等が満足できるものであれば前向きに考えていただいて良いかと思います。

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