太陽光発電のメンテナンスのための再設置について教えて下さい。
太陽光発電システムを検討しています。瓦屋根で新築を考えていて、その業者は支持瓦方式ではなく、パネルの下だけ、ガルバニュウム鋼板仕上げ。
瓦屋根の場合、30年間はメンテナンスフリーですが、貰い錆が発生しやすい鋼板の場合、塗装等のメンテナンスが必要と感じます。
また、瓦屋根の代わりにカラーベストにする場合も、10数年の一度の塗装は必須。その場合、パネルを取り外すのでしょうか? 太陽光発電システムを再設置となれば、膨大な手間・費用発生。
一度穴を開けた屋根に再設置すると、不都合(雨漏り等)が発生しませんか?
他の業者を探した方が良いか、思案中です。
太陽光発電設置は諸手を挙げて賛成ですが、屋根のメンテナンスに関して疑問を感じます。至急、お返事ください。
ご質問ありがとうございます。
ご質問内容ですが、
「屋根をカラーベストにした場合に塗装し直す際はパネルを取り外すのかどうか?」
と
「一度穴を開けた屋根に太陽光発電システムを再設置すると不都合が発生しないか?」
の2点ですね。
まず1つ目の質問、「屋根をカラーベストにした場合に塗装し直す際はパネルを取り外すのかどうか?」についてですが、太陽光パネルの下部は直接太陽光を受けていないので劣化の進みが遅いため再塗装をする時期がずれるというのが通説です。
太陽光パネル設置面以外の部分への塗装という形が一般的になるかと思われます。
もし太陽光発電システムを一度取り外して再設置する場合ですが、20万円位はみておいた方が良いと思います。(取り外しと再設置で2日必要なため)
次に2つ目の質問、「一度穴を開けた屋根に太陽光発電システムを再設置すると不都合が発生しないか?」についてですが、葺き替えではなく再塗装ですので屋根自体に取り付けられている架台はそのままにしておくはずです。(ビスを抜いたりはせず、架台の上に載っている縦桟やケーブル、太陽光パネルを取り外す)
ですので雨漏りに等についての心配は必要ないと思われます。
最後に質問とは違うところで気になったところを2点。
1つ目は太陽光発電システムが設置されている下の部分だけガルバリウム鋼板にするという点。このような屋根の形状を初めて聞きました。どのようなメリットが考えられてこの屋根構造を想定しているのかよくお聞きになって頂きたいと思います。正直考えてみてもどのようなメリットがあるのかが想像できないので、不勉強な点もありますのでその理由がわかりましたら教えて頂きたいです。
2つ目は支持瓦工法ではなく・・・という記載の部分です。文脈からするともしかして支持瓦工法であれば屋根に穴を開けずに済むと思われているかもしれないと感じたため念のため書かせて頂きます。
支持瓦工法は瓦自体に穴を開けない工法ではありますが、屋根の構造体(垂木・野地板)には他の工法同様に穴を開けて設置しますので、もし勘違いをされているようでしたらご確認お願い致します。