8kWの余剰買取で太陽光発電を設置しましたがどのように増設するべきでしょうか?
余剰で8kWを載せました
あと、4kW程追加で載せる予定ですが、
最初から12kW全量で取り付けるのと、
今回のように8kW+4kWの余剰ではどちらが良かったのでしょうか?
4kWの方は屋根の修繕費用が掛かるので、予算の関係で今回は8kwでとどめました。
330万の設置費で、補助金を国と地方で50万いただきました。
ただ、電気基本料金が30Aから、10KVAに変わり、2000円アップしました。
全量の基本料金はどうなっているのでしょうか?
追加設置も10kWにして全量にしたほうが良いのでしょうか?
まず前提として、2012年7月以降に設置をしているということで大丈夫でしょうか?
2012年7月以前に設置をしているとすると、10kW以上にしてしまうと逆に売電価格が下がってしまいますので、ご注意ください。
2つ質問をいただいておりますので、それぞれご回答させていただきます。
一つ目のご質問は、
「既に8kWの設置をしていて、今回4kWの増設をして全量買取にすることを検討しているが、増設のメリットはあるのか?」
とのご質問ですね。
当然増設した部分はよほど日中電気使用量が多くなければすべて余剰電力となるでしょうから、これから増設する事はメリットしかないと思います。
二つ目のご質問は、
「現在のシステム分とは別に新たに10kWを設置して、全量買取にして設置した方が良いのか?」
という質問ですね。
この場合、新たに設置するシステム分の売電契約が平成25年度中になりますので、売電価格は38円になってしまいます。
同じ系統に10kWを増設した場合、売電価格42円で余剰買取の20年になります。
増設する分は実質的には全量買取と同じになりますので、よほどのことが無い限り、増設の方が良いと思われます。
補足ですが、以前、増設して10kWにする過程で補助金は?という質問がありました。
こちらの方は、
『増設を2回に分けることで、一度10kW未満までの増設で補助金をもらい、その後さらに設置をして10kW以上にする』
という事を計画されていらっしゃいました。
この方法をとると、工事代2回分の方が、もらえる補助金額よりもおそらく高くなってしまうと思いますので、増設予定分をいっぺんに増設することをおすすめいたします。