太陽光発電を設置する際に雨漏りリスクはどうやったら防げますか

Q
お客様からのご質問

先日テレビで、憤懣本舗の太陽光発電でトラブルという番組を見ました。
その中で太陽光発電の取り付けの際に雨漏りをすることがあると書いてあったのですが、最近取り付けた人でもそういうことはあるのでしょうか。

また、テレビの話は数年の前の話だったので、ネットで調べたら雨漏りしないキャッチ工法などもあるそうですが、扱えるメーカーが少ないうえ、セキノ興産しかできないとのこと。
メーカーの選択肢を広げるためにも、キャッチ工法以外の雨漏りしない工法を知りたいと思っています。

よろしくお願いします。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

数年前と比較して、最近ではメーカーの施工基準が厳しくなってきていることもあり、太陽光発電の設置による雨漏りトラブルが発生するリスクは減ってきています。

ただ、完全にリスクがなくなったわけではありません。
悪質な工事によって雨漏りにつながりかねないこともありえます。

例えば、慣れない作業員によるコーキング忘れ等の施工ミスが発生することもありますし、とにかく契約を取りたい販売会社が十分な現地調査を行わないまま無理やり契約を結び、工事会社が工事に行ってみたら図面通りに設置できないことが発覚し、それでも無理やり設置してしまうということもあります。
このような場合には、設置後何年か経ってから雨漏りが発生してしまう恐れがあります。

このような悪質な工事を避けるためにも、充分な施工技術をもち、自社で施工管理をきちんと行うことができる会社を選ぶことは非常に重要です。

屋根に穴を開けない工法としてキャッチ工法という工法はありますが、実績が少ないことから採用を見合わせている工事会社も多く、まだまだ取り扱い可能な会社は多いとは言えないかも知れません。

キャッチ工法以外に屋根に穴を開けない工法としては、接着剤とマグネットで設置を行うマグモレンという工法もありますが、こちらの実績も現時点ではまだ少ない状況です。

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