なぜ今、太陽光発電なのか?
なぜ今、太陽光発電なのか?
屋根に設置された太陽光発電
太陽の光を利用して電気を作る「太陽光発電」。
最近はテレビなどでも取り上げられることが増え、太陽光発電の認知度はどんどん上がっています。
町を5分も歩けば、太陽光発電を設置している家や工場・倉庫などを見かけます。
実際、ここ1、2年の太陽光発電の設置件数の伸びはすさまじいものがあります。
なぜ今、太陽光発電を設置する人がこんなに増えているのでしょうか?
太陽光発電を設置すると儲かる
結論から言うと、太陽光発電を設置する人が増えているのは太陽光発電を設置すると儲かるからです。
そして、「なぜ太陽光発電を設置すると儲かるのか」というと、太陽光発電の設置を増やすために国が補助をしているからです。
つまり、太陽光発電を設置する人が儲かるように、国が補助金を出しているのです。
では、なぜ国は太陽光発電に補助金を出しているのでしょうか?
また、太陽光発電を設置するとどれくらい儲かるのでしょうか?
国は太陽光発電で日本のエネルギー問題を解決したい
なぜ国が太陽光発電に補助金を出しているのかというと、太陽光発電を普及させることで日本のエネルギー問題を解決することができるからです。
国家が繁栄を続けるために、エネルギーの確保は避けて通ることはできません。
エネルギーは食料と同じように、現代社会にとって必要不可欠なものになっています。
日本は領土が狭く資源が乏しいため、消費しているエネルギーのうち、わずか4.4%しか自給できていません。
自給率でよく取り上げられる食料自給率よりも、ずっと深刻な状況です。
エネルギー自給率が4.4%ということは、残り95.6%のエネルギーは外国から輸入しているということです。
輸入しているということは「他国に頼っている」ということですので、他国が売ってくれなくなったり、戦争などで買えない状況になってしまった場合には、日本経済は立ち行かなくなってしまいます。
例えば第二次世界大戦は、「石油に始まり、石油に終わった」と言われます。
「石油不足を解消するために戦争を始め、石油不足のために戦争に負けた」ということです。
つまりエネルギー問題は、経済成長に必要不可欠なのはもちろん、国の安全保障の面から考えても非常に重要な問題なのです。
ひとくくりにエネルギーといっても「石油」や「原子力」など、種類があります。
これらを国のエネルギー政策の方針について書かれた「エネルギー基本計画」に、現在のエネルギーの割合が記載されています。
エネルギー自給率を上げるためには、国内で作るエネルギーを増やす必要があります。
ですが、今後も継続的に供給が見込める純国産エネルギーは、資源の少ない日本では再生可能エネルギーしかないのです。
再生可能エネルギーの中でも太陽光発電は、最も即効性があり、かつ、発電コスト的にも十分採算が合うレベルまで技術が進んでいます。
そのため、国が補助金を出してでも積極的に普及の後押しをしているのです。
太陽光発電は毎月およそ12,000円の収入を生み出してくれる
では実際に太陽光発電を設置するとどれくらい儲かるのでしょうか?
まずはこのデータを見てください。
神奈川県にあるソーラーパートナーズの代表取締役 中嶋明洋の自宅
角度が悪く見えにくいですが、屋根に太陽光パネルが載っています。
設置工事の様子
これは当社の代表取締役である中嶋が自宅に設置した太陽光発電が、実際にどれくらい発電し、どれくらいの収入になっているのかを記録しているデータです。
中嶋邸の太陽光発電は3.6kWという、割と小さ目なシステムです。
住宅に設置されている太陽光発電の全国平均が既築住宅で4.32kWですので、中嶋の設置したシステムが平均より小さいことがお分かりいただけると思います。
2015年4月 | 2015年5月 | 2015年6月 | |
---|---|---|---|
累計収入 | 13,510円 | 33,898円 | 48,786円 |
月別収入 | +13,510円 | +20,388円 | +14,888円 |
4月~6月は最も発電量が多い時期なので、一年中これだけの収入があるわけではありません。
冬などは日が出ている時間が短いので、当然発電量が減り、収入も少なくなります。
ですが、冬の分をかなり少なく見積もっても、平均して月に12000円程度の収入があるのです。
しかも、この毎月12,000円の収入は国の法律で10年間続くことが保証されています。
12,000円/月 × 12ヶ月 × 10年間 =144万円
つまり太陽光発電を設置すると10年の間に144万円を稼げる、ということです。
とは言え、太陽光発電を設置するのにも費用が掛かりますから、10年間で144万円が丸ごと収入になるという話ではありません。
中嶋家と同じ3.6kW程度の太陽光発電の場合、今であれば130万円程度の費用が掛かりますので、10年間で14万円ほどの収入があるということになります。
「10年間に14万円か、意外と少ないな」と思われるかもしれませんが、何もしないで14万円の収入です。
一概に比較はできないのですが、例えば今、銀行に130万円を預けていても、10年間で4万円も返ってくることはまずありません。
2015年7月時点で『ゆうちょ』の10年間の定額預金の利率は0.040%です。
130万円を10年間預けたとして計算してみても、増えて返ってくるのはたったの4,151円です。
ゆうちょの定期預金10年間では4,151円しか増えない
引用:定額貯金お受取りシミュレーション|ゆうちょ銀行
しかも太陽光発電の場合、金銭メリットは10年で終わりません。
10年後も毎月12000円とまではいきませんが、かなり少なく見ても毎月6000円程度は稼いでくれます。
それだけ、太陽光発電の金銭メリットは大きいということです。
自分が設置するとどれくらい儲かるのか?
ここで気になるのは「自分の場合はどれくらい儲かるのか」ということだと思います。
計算である程度出すことは可能ですが、一番おすすめなのは「見積り依頼をして、太陽光の会社から提案を聞いてみる」ことです。
なぜなら、太陽光発電は一つとして同じものはなく、設置する場所の寸法や状態を確認しないと実際どうなるかが全くわからないからです。
実際、家の図面をもとに出した見積りが、実際の屋根の状況や現場を確認した後に変わることは日常茶飯事です。
ひどいときには屋根の素材の問題などで設置できないケースもあります。
そのため、
- 自分の場合はどれくらい儲かるのかを知る
- 太陽光発電の設置の可/不可を判断する
という意味でも、まずは太陽光発電のことをよくわかっている太陽光の会社に見積り依頼をして、提案を聞いてみることをおすすめします。
太陽光発電のことを良く知るには見積りを見るのが一番
重要なのでもう一度お伝えしますが、太陽光発電をよく理解する最も効率のいい方法は、太陽光の会社に見積り依頼をして、屋根など設置場所の寸法を測ってから出てきた提案を見ながら、太陽光発電の説明をしてもらうことです。
なぜなら、見積りをとる前にいくら太陽光発電の勉強をしても「自分の場合はこうなる」という具体例がないため、何が重要な説明で、何が自分にとって関係ない情報なのかの判断が難しいからです。
ですが、「まずは見積り依頼をするのが一番効率が良い」といっても、どんな見積りでもいいわけではありません。
相場価格を無視した高額な提案や、設置基準などをよく理解しないで実際には設置できないような提案を見ても、全く参考になりません。
では、どこに頼めば、参考になる太陽光発電の提案を聞くことができるのか?
それを解決するために、当社ソーラーパートナーズがあります。
太陽光発電業者の全国ネットワーク
ソーラーパートナーズ
代表取締役の中嶋明洋
ソーラーパートナーズは、地域に根差して、真面目に活動をしている太陽光発電業者の全国ネットワークです。
地元で実績のある業者は、お客様からの評判を何よりも大事にしますので、安心です。
また、ソーラーパートナーズでは全国280社の加盟企業と協力して、太陽光パネルなどの一括大量購入を行っています。
そのため、相場価格よりも良い価格で、ご提案できる可能性が高いです。
もしこのページを読んで、ソーラーパートナーズに興味を持っていただけましたら、下記のマンガから当社のことをもう少しだけ知っていただき、「この会社なら安心だ」と思っていただけましたら、見積り依頼をして頂ければ幸いです。
そうはいっても「太陽光発電についてもう少し知りたい」という用心深い方へ
太陽光発電のことをしっかり知ってから見積り依頼をする、という方法がダメだというわけではありません。
まずは実際に提案を聞いてみるのが最も効率が良いので、おすすめしているのです。
そうはいっても「石橋を叩いて渡る」タイプの方は、もう少し太陽光発電について詳しく知ってから考えたい、ということもあると思います。
そんな方のために、太陽光発電について一通り勉強できる記事を用意しました。
この記事を読んで、太陽光発電の知見を深めていただければと思います。