【2024年】ファーウェイ蓄電池LUNA2000の相場価格や特長を徹底解説!
本記事では、
「ファーウェイ蓄電池の相場価格を知りたい!」
「ファーウェイって蓄電池ってどんな特長があるんだろう」
「自宅に最適な蓄電池かどうか知りたい」
という方に向けて、
- ファーウェイ蓄電池の相場価格
- ファーウェイ蓄電池の特長
- ファーウェイ蓄電池がおすすめな人
について解説しています。
各メーカーの価格記事はこちらをご覧ください。
ファーウェイってどんなメーカー?
ファーウェイといえば、英語表記のHUAWEIの方が馴染みがあるかもしれません。
スマホのシェアは世界第3位のグローバルメーカーで、本社は中国にあります。
2021年途中から日本市場に参入してきたばかりなのでまだ相場価格が固まっておりませんが、現在シェアナンバーワンのニチコンの牙城を崩すに充分な魅力がある蓄電池を投入してきています。
ファーウェイ蓄電池LUNA2000の相場価格
2021年途中から日本市場に参入してきたメーカーのため5kWh商品の価格データが不十分です。
しかし、太陽光発電メーカーのエクソルやDMMで取り扱いを始めたこと、そして10kWh、15kWhの商品が近年の大容量ハイブリッド人気に後押しされた結果、取り扱い業者も増えてきました。
容量 | 相場価格 |
---|---|
5kWh | – |
10kWh | 199.2万円 |
15kWh | 238.0万円 |
ファーウェイ蓄電池LUNA2000の特長
特徴1
一番人気のハイブリッド型&全負荷型の組み合わせ
現在蓄電池の一番人気は、以下の二つです。
・単機能型ではなくハイブリッド型(太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナーを1台でまかなえる)
・特定負荷型ではなく全負荷型(停電時に特定の電源ではなく家じゅうの電源が使える)
このハイブリッド型&全負荷型がいま市場シェアの大半を占めているわけですが、ファーウェイの蓄電池もしっかりとここを押さえています。
全負荷型でなくてもいいかなという場合には特定負荷型にすることも可能です。
特徴2
5kWh・10kWh・15kWhの3パターンが選べる
予算や停電時を考慮した時の必要電気量に応じて5kWhの小容量から、10kWh、さらに大容量の15kWhまで選ぶことができるのが特徴です。
他メーカーでも容量を倍にすることはできますが、蓄電池ユニットを倍にすることになるので通常は蓄電池ユニットを2つ設置する場所を考慮しなければなりませんが、ファーウェイの蓄電池LUNA2000シリーズはユニットが増えないことも特徴です。
特徴3
サイズがコンパクトかつ設置場所に困らない
LUNA2000-5/10/15-NHS0 | HUAWEI
上にも書いたことの続きですが、通常容量を増やすと蓄電池ユニットが増えるため設置箇所に困るのですが、ファーフェイの蓄電池LUNA2000シリーズは上に積み重ねて行く方式ですので高さだけがプラスされます。
この設置箇所が一か所で済むというのは思いのほか大きなメリットになります。
さらに厚さが150mm、つまり15cmしかなく薄いことも魅力です。
屋外、屋内両方設置が可能です。
特徴4
パワーコンディショナーの変換効率が高い
パワーコンディショナーでの変換ロスが少なくなればより多くの電気を使うことができます。
このパワーコンディショナーの変換効率が97.5%と他メーカーに比べて1%~1.5%高いのも特徴です。
ハイブリッド型蓄電池を検討する方は太陽光発電システムを設置してから年数が経っている方が主流なので、変換効率の低い昔のパワーコンディショナーからこのパワーコンディショナーに交換すると太陽光発電システムの発電量もそれだけで増加することになるというメリットがあります。
特徴5
12,000サイクルの高サイクル数
空の蓄電池を満充電してから空になるまで使うことを1サイクルと言います。
このサイクル数が多いということはそれだけ長寿命ということになり、12,000サイクルというのは現在出ている蓄電池の中でもトップクラスになります。
ファーウェイの蓄電池はこんな人におすすめ
まずは中国メーカーだからと偏見を持たない方が大前提だと思います。
日本の製品が上で、中国は安かろう悪かろうというのはもう一昔前の発想です。
日本人として日本メーカーに頑張って欲しい気持ちは確かにありますが、今や太陽光パネルも中国メーカーのパネルの方が安く性能も上です。
ハイブリッド型蓄電池ですので太陽光発電システムを設置して数年しか経っていない方ではなく、卒FIT(設置してから10年経った方)の方の方が同時にパワーコンディショナーを交換したいというニーズがありますので合っていると思います。
ファーウェイ蓄電池を買う際の注意点
注意点1
取り扱い店がまだ少ないので相見積もりが難しい
2021年に日本市場に参入してきたので、まだこのファーウェイの蓄電池を取り扱っている販売店が少ないのが現状です。
ですからA社とB社で、同じファーウェイの蓄電池の相見積もりを取るということはまだ難しいかもしれません。
自分の見積もりが妥当なのか心配な方はソーラーパートナーズにご相談ください。
注意点2
参入間もない蓄電池なので設置実績が乏しい
同様に設置実績は少ないです。
本当に性能通りのパフォーマンスをするのか、火災対策をうたっているが本当に大丈夫かという質問には非常に回答しにくいです。
注意点3
ハイブリッド型しかない
太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナーを1台でまかなえるハイブリッド型しかないので、太陽光発電を設置して間もない方は新品同様のパワーコンディショナーを交換することになってしまうのでさすがにもったいないと思います。
ですからまだパワーコンディショナーの保証年数もたっぷり残っているにも関わらず、このファーフェイの蓄電池を勧められたら、本当にそれが最適かどうか慎重に考えるようにしてください。
最適な蓄電池選びは「複数メーカーで比較見積もり」がカギ
蓄電池メーカーはファーウェイ以外にも、10以上のメーカーがあります。
設置目的や希望条件によっても最適なメーカーはことなりますので、お見積りの際には少なくとも3つのメーカーで比較検討することをおすすめします。
また、業者によってお見積り価格が大きく異なる場合もありますので、複数業者・複数メーカーのお見積りをしっかり検討してから購入を決めましょう!
まとめ
改めてこのファーウェイの蓄電池LUNA2000シリーズの情報を整理していると、その性能の高さ、魅力たっぷりなことに驚きます。
販売価格次第では一気に市場のスターダムにのし上がるだけのパワーを秘めていると思いますので、今後の動きを注視していきたいと思います。