【エリーパワー】蓄電池の相場価格・口コミ・お得な買い方・特徴を徹底解剖!
さまざまな蓄電池メーカーの中で、どの蓄電池を選ぶべきか悩みませんか?
今回はエリーパワーの蓄電池に関して、相場価格から口コミまで網羅的に解説いたします。
この記事では、
- エリーパワー 蓄電池の相場価格
- エリーパワー 蓄電池のシリーズ別の特徴
- エリーパワー 蓄電池のよくある質問
- エリーパワー 蓄電池の口コミ
- エリーパワー 蓄電池をお得に買う方法
について解説します。
この記事を読むと、エリーパワーの蓄電池の概要だけでなく、お得に買う方法についてもわかる内容になっています。
ぜひチェックしてみてください。
- 1 蓄電池国内製造の巨大ベンチャー企業
- 2 エリーパワー 蓄電池の相場価格
- 3 エリーパワー 蓄電池「POWER YIILEE 3(パワーイレ・スリー)」の特徴
- 4 エリーパワー 蓄電池「POWER YIILEE HEYA(パワーイレ・ヘヤ)
- 5 エリーパワー 蓄電池「POWER YIILEE HEYA S(パワーイレ・ヘヤ・エス)」
- 6 エリーパワー 蓄電池「POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)」の特徴
- 7 エリーパワー 蓄電池「POWER iE5 GRID(パワーイエ・ファイブ・グリッド)」の特徴
- 8 エリーパワー 蓄電池のよくある質問
- 9 エリーパワー 蓄電池の口コミ
- 10 エリーパワーの蓄電池をお得に買う方法
- 11 まとめ
蓄電池国内製造の巨大ベンチャー企業
エリーパワーは、代表の吉田博一氏が慶應義塾大学研究室メンバー4人で2006年9月に設立したまだ若い企業です。
設立当時の資本金は1,500万円ですが、その後大和ハウスグループなど数多くの企業からの出資を受け、現在資本金は168億円となっています。
上場を目指しているという話は聞こえてきますが未だ未上場のベンチャー企業です。
パワーイレというシリーズの可搬型蓄電システムが有名な蓄電池メーカーになります。
エリーパワー 蓄電池の相場価格
エリーパワーの蓄電池相場価格は以下の通りです。
シリーズ名 | 蓄電池容量 | 相場価格 | 備考 |
---|---|---|---|
POWER YIILE HEYA (パワーイレ・ヘヤ) |
1.3kWh | – | 屋内壁掛け型 |
POWER YIILE HEYA S (パワーイレ・ヘヤ・エス) |
1.3kWh | 79.8万円 | 屋内可搬型 |
POWER YIILE 3 (パワーイレ・スリー) |
2.5kWh | 90.2万円 | 屋内可搬型 |
POWER iE5 Link (パワーイエ・ファイブ・リンク) |
5.4kWh/10.8kWh | – | ハイブリッド型 |
POWER iE5 GRID (パワーイエ・ファイブ・グリッド) |
5.4kWh/10.8kWh | – | 全負荷ハイブリッド型 |
エリーパワーの各蓄電池は、どれも相場価格データがほとんどありません。
ラインナップも他の蓄電池メーカーと比べて珍しく、何年も前にパナソニックが一度だけ出した小容量壁掛け型をラインナップとして用意しています。
狙っている客層も、いわゆる工事を必要とする家庭用蓄電池と携帯可能なバッテリーの中間のような印象を受けます。
メインの商品は、パワーイレシリーズの小容量蓄電池とパワーイエシリーズの太陽光発電と接続して利用できるハイブリッド型蓄電池システムの2つなのですが、どちらも販売状況を聞きません。
理由としては、可搬型蓄電池システムは店舗などに非常用として納入されているようで、家庭用蓄電池を取り扱っているソーラーパートナーズには販売状況データが入ってこないこないからです。
ただ可搬型(ポータブル)蓄電池については、ネットで販売しているのでその販売状況から相場価格を計算しています。
パワーイエシリーズは住宅用の太陽光発電システムと接続して利用するハイブリッド型蓄電システムですので、情報ルートはあるのですが、正直なところ不思議なほど販売状況の情報が入ってきません。
主株主の大和ハウスにのみ納入しているのかもしれません。
また参考になるのは、パワーイレシリーズが東京電力グループのサービスである「エネカリ」に商品として登録されておりますので、そちらの金額です。
POWER YIILE 3(パワーイレ・スリー)が10年契約で月々8,500円(税抜)、POWER YIILE HEYA S(パワーイレ・ヘヤ・エス)が10年契約で月々6,500円(税抜)となっています。
つまり、POWER YIILE 3(パワーイレ・スリー)が税込112.2万円、POWER YIILE HEYA S(パワーイレ・ヘヤ・エス)が85.8万円です。
エネカリについては以下の記事で解説しています。
エリーパワー 蓄電池「POWER YIILEE 3(パワーイレ・スリー)」の特徴
「POWER YIILEE 3(パワーイレ・スリー)」の特徴1.
組み立て・工事が不要なポータブル蓄電池
現在市場で売れている蓄電池は、太陽光発電と接続させるタイプのもので設置工事が必要になりますが、この蓄電池はポータブル蓄電池ですので商品が自宅に届き次第すぐに使用することができます。
充電も放電も裏面のコンセントから行うことができます。
その蓄電容量は2.5kWhです。
「POWER YIILEE 3(パワーイレ・スリー)」の特徴2.
太陽光発電の自立運転コンセントが使用可能
一般的な蓄電池は、太陽光発電システム、分電盤と設置工事時につなぎますが、ポータブル蓄電池ですので設置工事はありません。
停電時は、太陽光発電システムの屋内パワーコンディショナーであればその機器に、屋外パワーコンディショナーであれば別途設けられている自立運転用コンセントから充電をすることが可能です。
「POWER YIILEE 3(パワーイレ・スリー)」の特徴3.
長寿命であるリン酸鉄リチウムイオン蓄電池を採用
この蓄電池に限らずエリーパワーの蓄電池は、長寿命であるリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しています。
リン酸鉄リチウムイオン電池は、リチウムイオン蓄電池の中でも、コバルト酸リチウムやマンガン酸リチウムと比べて長寿命で劣化しにくいと言われています。
エリーパワー 蓄電池「POWER YIILEE HEYA(パワーイレ・ヘヤ)
「POWER YIILEE HEYA(パワーイレ・ヘヤ)」の特徴1.
超コンパクト設計の壁掛けタイプ
蓄電池システムは電気を貯める蓄電池ユニットと電気を変換したりするパワーコンディショナーが必要となります。
蓄電池ユニットとパワーコンディショナーが分割していてパワーコンディショナーだけは壁掛けタイプというのはありますが、一体型の場合は重さも容量も大きくなるため屋外にコンクリートの基礎を作っての床置きというのが通常です。
ところがこのPOWER YIILEE HEYA(パワーイレ・ヘヤ)は幅650mm、高さ390mm、そして奥行きがなんと150mmと非常にコンパクト。
そして重さも30kgと抑えることで屋内の壁掛け設置を実現しています。
「POWER YIILEE HEYA(パワーイレ・ヘヤ)」の特徴2.
非常時にバックアップ電源に特化した仕様
このPOWER YIILEE HEYA(パワーイレ・ヘヤ)は蓄電池容量を今の市場での売れ筋が7kWh~10kWhのところを1.3kWhと最小クラスになっていますが、壁掛け設置なので事前に設定している特定負荷に停電時に自動で切り替わり、スムーズに利用することができます。
冷蔵庫や照明、スマホの充電を約3.5時間バックアップします。
「POWER YIILEE HEYA(パワーイレ・ヘヤ)」の特徴3.
屋内設置も安心の世界トップクラスの安全性
一体型の蓄電池は通常屋外設置のところを屋内壁掛けタイプとしているので、もし不具合での発火などは確実に防止しなければなりません。
しかしエリーパワーは創業当時から「電池そのものが安全でなければならない」という理念のもと、釘刺し(内部短絡)・圧壊・過充電しても熱暴走のリスクがなく発煙・発火しない、世界トップクラスの安全性を実現しています。
※詳しくはこちらをご覧ください。
エリーパワー 蓄電池「POWER YIILEE HEYA S(パワーイレ・ヘヤ・エス)」
POWER YIILEE HEYA(パワーイレ・ヘヤ)を壁に取り付ける代わりに、キャスター付きの台座に乗せて可搬型蓄電池としたのが、POWER YIILEE HEYA S(パワーイレ・ヘヤ・エス)です。
POWER YIILEE HEYA(パワーイレ・ヘヤ)とPOWER YIILEE 3(パワーイレ・ヘヤ)の間の位置づけになります。
POWER YIILEE 3が蓄電容量(パワーイレ・ヘヤ)2.5kWhに対して、1.3kWhと約半分となっていますがよりコンパクトになっていますので収納場所もさらに選ばなくなっています。
エリーパワー 蓄電池「POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)」の特徴
「POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)」の特徴1.
電気ロスを最小限に抑えることができるハイブリッド型
POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)は2015年に発売された太陽光発電システム用のパワーコンディショナーと蓄電池用のパワーコンディショナーを兼用させるハイブリッド型蓄電池です。
兼用させない単機能型蓄電池の場合は、パワーコンディショナー間での電気ロスが発生してしまいますが、POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)はハイブリッド型ですのでパワーコンディショナーは1台で済むため、効率的に蓄電し、放電することができます。
「POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)」の特徴2.
用途によって選べる2タイプの蓄電容量(5.4kWh/10.8kWh)
基本は5.4kWh。
こちらで最低限の電源を20時間使用することが可能です。
パワーコンディショナーと蓄電池ユニットが分離しているタイプなので、蓄電池ユニットだけ2つ設置することで倍の10.8kWhにすることも可能です。
「POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)」の特徴3.
充実の保証制度
POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)はパワーコンディショナーと蓄電池ユニットが分離しているタイプなので別々に保証が出ています。
パワーコンディショナーについては15年、蓄電池ユニットについては10年の無料保証がついています。
当然蓄電池は、長期耐久性の高いリン酸鉄リチウムイオン蓄電池です。
エリーパワー 蓄電池「POWER iE5 GRID(パワーイエ・ファイブ・グリッド)」の特徴
「POWER iE5 GRID(パワーイエ・ファイブ・グリッド)」の特徴1.
全負荷ハイブリッド型
POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)と同じハイブリッドタイプの商品ですが、最近のニーズに合わせて全負荷型のラインナップを用意したものがPOWER iE5 GRID(パワーイエ・ファイブ・グリッド)です。
「POWER iE5 GRID(パワーイエ・ファイブ・グリッド)」の特徴2.
停電時も200V電源が利用可能
カタログ性能としては、POWER iE5 Link(パワーイエ・ファイブ・リンク)が容量そのままに全負荷型になったものがPOWER iE5 GRID(パワーイエ・ファイブ・グリッド)なのですが、全負荷型になったことで停電時の200Vの家電にも対応できるようになりました。
停電時出力も5500Wととても高いのが特徴です。
iE5 Linkは停電時は100V電源しか使用できませんが、iE5 GRIDは大型のエアコンやエコキュートなどで使われている200V電源を使用することができます。
「POWER iE5 GRID(パワーイエ・ファイブ・グリッド)」の特徴3.
常時システムをモニタリング「ごあんしんサービス」充実の保証制度
これはiE5 Linkもパワーイレシリーズも全て同様ですが、エリーパワーの蓄電池は通信機器が標準で内蔵されており、万が一蓄電池に異常が見られた場合は電話で確認を行ってくれる「ごあんしんサービス」がついています。
ソフトフェアのアップデートも自動で行われる仕様になっています。
エリーパワー 蓄電池のよくある質問
ただパワーイエシリーズをあまり聞かないのは、販売からかなり年数が経っていて、ここ最近各メーカーから発売された蓄電池達に押されてしまっているからだと思われます。
POWER iE5 GRID(パワーイエ・ファイブ・グリッド)は最近の全負荷型のニーズに応えた商品なので、これから名前を聞くようになるかもしれません。
これは上場、非上場にかかわらず不安になる部分だと思います。
蓄電池はいまどのメーカーも10年保証などは付きますがあくまでそのメーカーが存続していてこその保証です。
蓄電池や太陽光発電は買い切りの商品ではありませんので、将来の安全性なども考慮して商品選びをする必要がありますので、とても健全な心配だと思います。
蓄電池メーカーだけでなく、蓄電池を設置してくれる企業選びも同様の視点を忘れないようにしてください。
エリーパワー 蓄電池の口コミ
エリーパワーの蓄電池の口コミは、収集できているものはありません。
エリーパワーの蓄電池をお得に買う方法
可搬型(ポータブル)蓄電池のパワーイレシリーズは、工事を必要としないのでネットで購入することが可能です。
楽天やYahoo!やモノタロウなどで販売されていますので、送料の有り無しなども踏まえながら比較検討してみてください。
まとめ
エリーパワーの蓄電池の特徴はご理解いただけましたでしょうか。
可搬型(ポータブル)蓄電池が主力のメーカーですが、今後は工事が必要な家庭用蓄電池も徐々に名前を聞くようになるかもしれません。
どちらにせよ、安い買い物ではないので自宅に合った商品はどれか比較検討していただくことをお勧めします。
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