【パナソニック】蓄電池の相場価格・口コミ・お得な買い方・特徴を徹底解剖!

蓄電池のメーカー選び、お悩みではないでしょうか?
そこで、今回は太陽光発電業界を牽引するメーカーであるパナソニックの蓄電池に関して、相場価格から口コミまで網羅的に解説いたします。
この記事では、
- パナソニック 蓄電池の相場価格
- パナソニック 蓄電池のシリーズ別の特徴
- パナソニック 蓄電池のよくある質問
- パナソニック 蓄電池の口コミ
- パナソニック 蓄電池をお得に買う方法
について解説します。
この記事を読むと、パナソニック蓄電池の概要だけでなく、お得に買う方法についてもわかる内容になっています。
ぜひチェックしてみてください。
パナソニックの蓄電池は今まで太陽光とセットがメイン
2012年にパナソニックが業界で初めて今で言うところの、ハイブリッド型蓄電池システムを「住宅用創蓄連携システム」という名称で発売しました。
業者サイドは「創蓄」(そうちく)と略して呼びます。
パナソニックの蓄電池は、太陽光発電とのセット導入をメインにした販売戦略をとっていましたが、自社での太陽光発電製造を取りやめて他社のOEMを扱うことになった状況に合わせて後付けの客層を取り込む方向にシフトしたようです。
パナソニックは現在下記のシリーズをメインに展開しています。
- 創蓄連携システムS+
- V2H蓄電システム eneplat
- リチウムイオン蓄電池 スタンドアロンタイプ
それぞれのシリーズの詳細な特徴はそれぞれの項に譲りますが、パナソニック蓄電池は3.5kWh、5.6kWh、6.3kWh、6.7kWhを自由に組み合わせることができます。
この組み合わせの自由度であらゆるニーズに応えられるようにした豊富な品ぞろえがパナソニックの蓄電池の最大の特徴です。
パナソニック 2025年蓄電池の相場価格
パナソニック各シリーズの相場価格は以下の通りです。
蓄電池容量 | 相場価格 |
---|---|
3.5kWh | 143.6万円 |
5.6kWh | 154.5万円 |
6.3kWh | 160万円 |
現状、パナソニックの蓄電池の価格は全体的に高いです。
元々太陽光発電システムを新たに設置する人が一緒に導入する場合は、セット価格としてかなり安い価格設定になっていたので、今後蓄電池を後付けする方のニーズにこたえる形で安くなっていくのかもしれません。
他メーカーの相場価格は以下の記事に掲載しています。
パナソニック 蓄電池「創蓄連携システムS+」の特徴
「創蓄連携システムS+」の特徴1.
3.5kWh~6.3kWhを組み合わせたバリエーション
住宅用太陽光発電システム:創畜連携システムS+ | Panasonic
パナソニックの蓄電池「創蓄連携システムS+」は、5.6kWh一択だった創蓄連携システムSに、より小さな容量の3.5kWhと大きな6.3kWhの蓄電池ユニットが追加されました。
その結果、元々の3.5kWhを2台設置する7.0kWh、3.5kWhと5.6kWhを2台設置する9.1kWh、5.6kWhを2台設置する11.2kWh、6.3kWhを2台設置する12.6kWhなど、最大37.8kWhまで組み合わせることができる容量パターンを作ることができるようになりました。
※5.6kWhは在庫限定品となりますので、今後設置できなくなる可能性があります。ご興味がある方は早めにお問い合わせください。
「創蓄連携システムS+」の特徴2.
蓄電池の後付け、容量増設が可能
創蓄連携システムS+は、最初は太陽光発電システムだけを設置して、後から蓄電池を導入することができるだけでなく、すでに蓄電池を導入している場合にも、追加で蓄電池を設置し容量を増やすことができます。
住宅用太陽光発電システム:創畜連携システムS+ | Panasonic
設置から数年後に居住環境や家族構成などが変わった場合でも、くらしの変化に合わせて、最適な容量の蓄電池ユニットを増設することが可能です。
「創蓄連携システムS+」の特徴3.
後から200Vへの対応も可能
住宅用太陽光発電システム:創畜連携システムS+ | Panasonic
創蓄連携システムS+は、基本的には200V電源に対応していません。
コストアップにはなりますが、200Vトランスユニット(LJTR241)を追加設置することにより、200V電源も利用することができるようになります。
創蓄連携システムS+の場合は、後から蓄電容量を増やすことができますので、そのタイミングであわせて200Vトランスユニットを設置して200V対応に変更することができます。
ただ、この200Vトランスユニット自体が高額であること、設置工事も屋外にてコンクリート基礎もしくは同等のスラブ床にアンカーボルト固定が必要ですので、工事代もアップするため、実際に導入するケースは非常に少ないです。
パナソニック 蓄電池「V2H蓄電システムeneplat」の特徴
※V2H蓄電システムとなっていますが、V2Hを設置せずにハイブリッドタイプとして使用することもできます。
「V2H蓄電システムeneplat」の特徴1.
新商品3.5kWh~6.7kWhを組み合わせたバリエーション
先ほど紹介した「創蓄連携システムS+」の特徴にもあった、複数の蓄電池を繋げて好みの容量をカスタマイズするというパナソニックの強みは、新商品の「V2H蓄電システムeneplat」にも受け継がれています。
基本となる容量は、3.5kWh、6.3kWh、6.7kWhの3種類です。「創蓄連携システムS+」と同じ容量の蓄電池ユニットもがあるので同じ商品かと思いきや、「V2H蓄電システムeneplat」用にコンパクトになった新商品です。
3.5kWhと6.7kWhが屋内設置用で、6.3kWhが屋外設置用ですが、屋内用と屋外用を組み合わせることもできます。
「V2H蓄電システムeneplat」の特徴2.
大出力のパワーステーション
すこしややこしいのですが、パナソニックではパワコンのことをパワーステーションと呼称しています。
今まで太陽光発電にしても蓄電池にしても電気を変換するパワコンの出力は、高くて5.5kWの商品がほとんどでした。
しかし、最近は電気自動車と繋げることを想定されたパワコンを各社開発する中で、快適に充放電をするために出力を大きくし、ついにパナソニックは6.0kW出力のパワコンを商品化しました。
この商品の具体的な恩恵としては、太陽光パネルの発電量に対してパワコンの出力が小さい環境ではロスする電気が少なくなり、停電時には蓄電池によってより多くの電気を同時に使うことができるようになります。
「V2H蓄電システムeneplat」の特徴3.
V2H連携のトライブリッド
パナソニックはこのような一般的な呼び方は好まないと思いますが、太陽光発電、蓄電池、V2H(電気自動車)を組み合わせた、いわゆるトライブリッドにすることができます。
トライブリッド対応自体は、ニチコンなどの大手の蓄電池メーカーが近年取り組んでいるため珍しくありません。
しかし、業界で初めて電気自動車と蓄電池に同時充放電できる仕組みを取り入れたり、先ほど紹介したパワーステーションの高出力化など、電気自動車とのかかわりが深いパナソニックならではの差別化がなされています。
パナソニック蓄電池 よくある質問
パナソニックの蓄電池に関して、お客様からよくいただく質問をご紹介いたします。
創蓄連携システムはどれもハイブリッド型蓄電池なので、太陽光発電システムの保証期間内に設置すると、その保証は外されてしまうことがほとんどです。
また、パナソニックは太陽光発電の対応回路数が多いのが特徴ですが、パナソニックの太陽光発電と同時導入でない場合は少し割高に設定されているので、回路数がそれほど必要ないのであれば他メーカーの検討も含めて慎重に選ぶ必要があります。
「V2H蓄電システムeneplat」という名前ですが、V2Hを設置しないハイブリッドタイプのように導入することができます。
後からV2Hを導入する場合は、eneplat用のパワーステーション、電力切替ユニットが必要なので、その点だけご注意ください。
パナソニック蓄電池の口コミ
パナソニックの蓄電池の口コミでよく聞かれるものをご紹介します。
- 「トヨタやテスラとの提携もしている安心感があった」
- 「少し高額だが、有名なパナソニックの蓄電池なら何かあったときも安心だと思えた」
- 「停電時にたくさんの電気が使えたので、あたたかいご飯や赤ちゃんのミルクの用意ができたことがとても嬉しかった」
- 「蓄電池ユニットが思っていたよりも小さく、設置に困らなかった」
パナソニックというブランドの安心感が大きいのと、停電時にメリットを感じている方が多い印象です。
パナソニックの蓄電池をお得に買う方法
パナソニックの蓄電池は、卒FITの方向けに価格設定を見直していくことが考えられます。
これまでは、太陽光発電と蓄電池のセット導入に意欲的でしたが、今後パナソニックのパネルを設置した人が続々と卒FITを迎える中で、その人たちを囲い込みたいと考えるのが合理的です。
そうなった時に、パナソニックの太陽光発電システムをたくさん販売、または設置工事をしている会社は、蓄電池の仕入れ価格も安くなってきますので、そのような会社を探すことが大事になってきます。
ソーラーパートナーズは、パナソニック蓄電池の提案ができる工事会社をご紹介しております。
弊社への加盟基準として、「複数メーカーの提案が可能であること」という条件があるのですが、この条件をクリアした企業様の中で、まずパナソニックを提案できないという企業様はいらっしゃいません。
パナソニックの蓄電池を検討されている方は、ぜひソーラーパートナーズまでご相談ください。
まとめ
パナソニックの蓄電池の特徴はご理解いただけましたか。
ソーラーパートナーズでは、太陽光発電でもパナソニックをたくさん施工し、蓄電池の提案もできる全国の優良業者を無料でご紹介するサービスを行っております。
「パナソニックの蓄電池をお得に買いたい」という方は下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。
地元で最も評判の業者をご紹介いたします。