太陽光発電のパイオニア 京セラにインタビュー
太陽光発電のパイオニア 京セラ
格安な海外メーカーの台頭もあり低価格化が進む太陽光発電業界ですが、
価格に頼らず、長期信頼性と安心感、そして屋根と一体感のあるパネルを武器に市場から受け入れられているのが京セラです。
京セラ太陽光発電の歴史は古く、太陽電池の研究・開発を始めたのは1975年のことです。
1984年には国内で初めて大規模太陽光発電システムを佐倉ソーラーエネルギーセンターに設置し、設置された太陽光発電モジュールは今も現役で稼働しています。
京セラ太陽光発電 主な歴史
1975年 太陽電池の研究・開発をスタート
1982年 世界に先駆け多結晶シリコン太陽電池の量産を本格開始
1984年 国内初※1となる大規模太陽光発電システムを佐倉ソーラーエネルギーセンターに設置
1993年 国内初※1の住宅用太陽光発電システムを発売
1998・1999年 太陽電池の生産量世界No.1を達成
2006年 15cm×15.5cm角のセル世界最高変更率18.5%を達成※2
2014年 多結晶シリコン太陽電池セルの量産レベルにおいて、世界最高クラス変換効率18.6%を達成
※1京セラ調べ
※2量産化を想定した研究開発において
太陽光発電業界のキーパーソン、戸成秀道氏にインタビュー
今回は京セラ株式会社より、
経営推進本部エネルギー事業戦略室エネルギー事業戦略1部責任者の戸成秀道氏にインタビューしてきました。
1963年 山口県岩国市生まれ
1986年 立命館大学文学部卒 清掃用具等フランチャイズ企業、プラント関連企業を経て
1997年 ㈱京セラソーラーコーポレーション入社
2008年 一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)出向 太陽光発電普及拡大センター準備室 室長
2009年 太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)センター長
2009年 ㈱京セラソーラーコーポレーション帰任
2014年 京セラ㈱ ソーラーエネルギー事業本部市場開発部責任者
2016年 同 マーケティング部責任者
2018年 同 経営推進本部 エネルギー事業戦略1部責任者 現在に至る
戸成氏は初代JPECセンター長として一番最初の太陽光発電の補助金制度を作成した本人であり、京セラの太陽光発電事業だけにとどまらず、太陽光発電業界のキーパーソンとも言える人物です。
京セラの事業や製品についてだけではなく、業界全体として「太陽光発電という素晴らしい製品をどのように広めていくべきか」ということを熱心に語る戸成氏の姿から、我々ソーラーパートナーズとしても、
「太陽光発電の健全な普及をけん引する」ために何ができるかということを改めて考えさせられました。
一般の消費者の方はもちろん、太陽光発電事業に従事する業界の皆様も必見です。