ついに復活 東芝太陽光発電。反撃が始まる。
今一番気になるメーカー、東芝にインタビュー
「昔は良かったが、近頃ではお客様から検討すらされないメーカー」
当社のソーラーアドバイザー全員が東芝の住宅用太陽光発電に対して、抱いていたイメージはこのようなものでした。
実際に住宅用太陽光発電市場における東芝のシェアはここ数年で急落。
圧倒的な発電量の高さから、以前は当社ソーラーパートナーズにご登録いただくお客様の中でもトップクラスの人気があった東芝ですが、
最近ではお客様の口から東芝というキーワードが出ることすらほとんどなくなってしまっていました。
東芝が勢いを失った理由は大きく二つ。
一つ目急速に価格低減を進める市場の流れに乗らず、高価格戦略を貫いたこと。
そして二つ目は昨今世間を騒がした経営問題です。
新聞各紙やニュースで不正会計や債務超過による経営問題が騒がれるようになると、
「東芝は倒産してしまうのではないか」
「太陽光発電事業から撤退してしまうのではないか」
といった懸念から販売店も東芝を敬遠するようになり、太陽光発電市場で確かな地位を築いていた当時の面影はほとんどなくなってしまっていました。
新製品で勝負に出る東芝
そんな中、2018年3月15日、東芝は住宅用太陽電池モジュール「Sシリーズ」の新製品を発表。
東芝自らが持つ、量産型太陽光発電として世界最高の変換効率を大幅に更新する、圧倒的な高性能の太陽光発電モジュールです。
私たちもプレスリリースに記載された内容から、性能面が素晴らしいということはすぐにわかりましたが、「性能が良くてもいつも通り価格が高いんだろう」とそれほど注目せずにいました。
しかし、商流を通して価格面が明らかになると、その予想は覆され、大いに期待が高まりました。
経営面においても、インタビュー実施前にはどうなるか不透明だった半導体事業の売却も決定し財務状況が大幅に回復、復活の準備は整いました。
当社ソーラーパートナーズ社員の中でも、
「また東芝の時代がくるだろう」と予想する者は少なくありません。
東芝 太陽光発電事業のキーマン勢揃いのインタビュー
今回のインタビューでは、復活の期待高まる東芝エネルギーシステムズ株式会社より、エネルギーアグリゲーション統括部統括部長の小園氏、統括部長附住宅用太陽光発電システム事業責任者の内藤氏、エネルギーアグリゲーション開発・品質保証部部長の齊田氏、技術エキスパート・工学博士の稲葉氏と、東芝住宅用太陽光発電のキーマンの皆様にお集まりいただきました。
聞きにくい経営問題のことから、新製品の発電量が高い理由まで、遠慮なく聞いてみました。
今住宅用太陽光発電業界で最も注目が集まる東芝の、太陽光発電事業におけるキーマン勢揃いのインタビュー記事、どうぞお楽しみください。
今回の東芝、「本気」です。