京セラ ルーフレックス(KJ260P-MPTCG)の性能は?京セラの中で一番の高性能パネル
京セラのルーフレックス(KJ260P-MPTCG)の性能は?
今回は、京セラのルーフレックス(KJ260P-MPTCG)をご紹介いたします。
京セラやその他シリーズについては、以下の記事をご覧ください。
型番 | KJ260P-MPTCG |
---|---|
小売価格 | 176,800円+税 |
公称最大出力 | 260W |
モジュール変換効率 | 17.8% |
公称最大出力動作電圧 | 28.4V |
公称最大出力動作電流 | 9.16A |
公称開放電圧 | 35.3V |
公称短絡電流 | 9.60A |
質量 | 17.1kg |
寸法 | 横1,470×縦990×厚さ36mm |
発売日 | 2016年4月 |
7種類のパネルと組み合わせ可能
京セラの太陽光パネルの特徴といえば、その種類の多さにあります。
ルーフレックスシリーズでは、7種類もラインナップがあり、さまざまな屋根形状に綺麗にパネルを載せることができます。
ルーフレックスシリーズは京セラの中で高性能パネル
ルーフレックスシリーズの性能がどれくらいなのか、他メーカーと比較してみました。
メーカー (型式) |
変換効率 | 設置容量 (パネル枚数) |
相場価格 (税込) |
相場kW単価 (税込) |
---|---|---|---|---|
カナディアンソーラー(QUINTECH) Canadian Solar (CS6V-245MS) |
18.1% | 4.41kW(18枚) | 126.9万円 | 28.8万円/kW |
京セラ(ルーフレックス) Kyocera (KJ260P-MPTCG) |
17.9% | 4.15kW(-枚) | 146.8万円 | 35.4万円/kW |
三菱電機(マルチルーフ) Mitsubishi (PV-MA2450M-1) |
17.2% | 4.41kW(18枚) | 154.0万円 | 34.9万円/kW |
京セラ(エコノルーツ) Kyocera (KJ220P-3MRCG) |
16.2% | 4.40kW(20枚) | 154.4万円 | 35.1万円/kW |
京セラ(サムライ) Kyocera (KJ260P-MPTCG) |
13.7% | 4.24kW(-枚) | 160.6万円 | 37.9万円/kW |
ルーフレックスは、京セラのラインナップの中では一番性能がいいシリーズです。
こうして見ると、三菱の中で高性能のマルチルーフよりも性能がいいパネルですが、それよりもカナディアンソーラーのほうが高性能で低価格なので現在はそこまでお得なパネルではないと思います。
ルーフレックスシリーズは新技術Forz搭載
ルーフレックスシリーズには、さまざまな特徴があります。
太陽光を逃がさない新技術「ForZ」を搭載
従来のパネルにはなかった表面改質層を追加することで、太陽光によって作られるマイナス電荷が失うのを抑え、発電量を増やします。
太陽光の反射を防ぐ「低反射ガラス」「特殊封止材」の採用
パネルに太陽光を取り込む時に、どうしても一部反射してしてしまいます。
ルーフレックスシリーズは、パネルに低反射ガラスと、特殊封止材を作り、従来よりも太陽光を多く取り込めます。
さらに発電ロスを低減「3本バスパー」と「タブ幅」
その他にもセルのタブ幅を広くし、3本バスパー電極を採用することで太陽光を受ける受光面積を増え、発電ロスを低減することが可能となりました。
ルーフレックスシリーズは、京セラの太陽光パネルの中で一番高性能のパネルです。
しかし、価格面や性能面では他メーカーのほうがいい場合がありますので、ご検討される方はパナソニックHITやシャープのブラックソーラー、ソーラーフロンティア等にも目を向けてみるのもいいと思います。
気になる方はこちらをご覧ください。
併せてこちらの記事もご参考ください。
メーカー選びに悩んでいる方は、ぜひソーラーパートナーズにご相談ください。