ソーラーフロンティア(SF175-S)の性能とは?安価で発電量が多く得られるパネル
ソーラーフロンティアのSF175-Sの性能は?
ソーラーフロンティアは、実発電量が多いと人気のメーカーです。
今回は、ソーラーフロンティアのSF175-Sをご紹介いたします。
ソーラーフロンティアについてはこちらの記事をご覧ください。
型番 | SF175-S |
---|---|
小売価格 | 63,000円+税 |
公称最大出力 | 175W |
モジュール変換効率 | 14.20% |
公称最大出力動作電圧 | 89.5V |
公称最大出力動作電流 | 1.96A |
公称開放電圧 | 114V |
公称短絡電流 | 2.20A |
質量 | 20.0kg |
寸法 | 横997×縦1,257×厚さ35mm |
ソーラーフロンティアは安価で実発電量が多い
ソーラーフロンティアのパネルは、CIS太陽電池というパネルを使用しているため、他メーカーよりも実発電量が多いと言われています。
以下の表は、各メーカーのパネルを高性能グループと標準グループに分けたものですが、同じ発電量でもソーラーフロンティアはHITと同じくらいの発電量で、1kWあたり31万円くらいと、かなり安いメーカーだということがわかります。
●高性能グループ●標準グループ
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CIS太陽電池の実発電量が多い理由
CIS太陽電池の実発電量が多い理由は、以下の特徴にあります。
変換効率がアップする光照射効果
CIS太陽電池は、パネルに太陽光を充てると発電効率が上がる特性を持っています。
パネルに影がかかっても安定的な発電量
従来の太陽光パネルでは、パネル一部に影がかかってしまうと発電量が低下してしまいます。
しかしCIS太陽電池は、影がかかったとしても発電力に対する影響は少ないです。
夏の高温時にも発電力が落ちない
また、CIS太陽電池は、他の結晶シリコン系パネルよりも、温度の変化に強いです。
約5%も発電力の低下を抑えられるそうです。
各メーカーの中では、温度によるロスが2番目に低いメーカーになっています。
メーカー | パネル 種別 |
春・秋 (4月~5月) (10月~11月) |
夏 (6月~9月) |
冬 (12月~3月) |
---|---|---|---|---|
TOSHIBA(Sシリーズ) | バックコンタクト方式 | 4.6% | 7.4% | 1.7% |
SOLAR FRONTIER | CIS太陽電池 | 7.0% | 10.0% | 5.0% |
パナソニック | HIT | 7.74% | 10.32% | 5.16% |
長州産業(Gシリーズ) | リアエミッタ ヘテロ接合 |
9.9% | 13.2% | 6.6% |
変換効率が低いため、屋根の面積が必要
ソーラーフロンティアは実発電量が多いパネルですが、変換効率が14.20%と低いです。
メーカー (型式) |
変換効率 | 出力 | 横寸法 | 縦寸法 |
---|---|---|---|---|
東芝(Sシリーズ大型) TOSHIBA (SPR-X21-345) |
21.2% | 345W | 1,559mm | 1,046mm |
シャープ(ブラックソーラー) SHARP (NQ-256AF) |
19.6% | 256W | 1,318mm | 990mm |
長州産業(Gシリーズ) CIC (CS-320G31) |
19.5% | 320W | 1,634mm | 1,003mm |
パナソニック(HIT) Panasonic (VBHN245SJ33) |
19.1% | 245W | 1,580mm | 812mm |
ソーラーフロンティア(標準タイプ) SOLAR FRONTIER (SF175-S) |
14.2% | 175W | 1,257mm | 977mm |
ですので、屋根の面積がある程度広く、多くパネルを載せられる環境ならばおすすめです。
逆に屋根の面積がない方は、変換効率が高いパナソニックHITや東芝などがおすすめです。
詳しくは以下の記事をご参考ください。
太陽光発電を設置したいけどメーカーがたくさんあってわからない、自分の家の屋根に合うメーカーを選んでほしい!という方は、ぜひソーラーパートナーズまでご相談ください。