コロナ エコキュートの相場価格・特徴
コロナ エコキュートの相場価格
シリーズ | 給湯タイプ | 型番 |
相場価格 (工事代・税込) |
APF | 給湯水圧 | 容量 |
---|---|---|---|---|---|---|
プレミアム |
高圧力パワフル給湯 フルオート |
CHP-HXE37AY5 | オープン価格 | 4.0 | 290kPa | 370ℓ |
CHP-HXE46AY5 | オープン価格 | 3.9 | 290kPa | 460ℓ | ||
ハイグレード |
高圧力パワフル給湯 フルオート |
CHP-E37AY5 | 51.8万円 | 3.3 | 290kPa | 370ℓ |
CHP-E46AY5 | 53.9万円 | 3.3 | 290kPa | 460ℓ | ||
フルオート | CHP-37AY5 | 47.0万円 | 3.3 | 190kPa | 370ℓ | |
CHP-46AY5 | 48.9万円 | 3.3 | 190kPa | 460ℓ | ||
省スペースタイプ |
高圧力パワフル給湯 フルオート |
CHP-E372AY5 | 49.4万円 | 3.0 | 290kPa | 370ℓ |
CHP-E462AY5 | 52.1万円 | 3.0 | 290kPa | 460ℓ |
コロナのエコキュートへの取り組み
コロナは2014年現在、エコキュートシェア4位のメーカーです。
コロナはエコキュート市場に早い段階から参入しているため、現在シェア率上位につけているのですが、ここ数年は他社が多数参入し競争が激化している中においてこれといって目立つような特色もなく、なおかつ省エネ性能もいまひとつ高く有りませんでした。
一般地・寒冷地向けの300ℓ、370ℓ、460ℓタンクモデルのみ展開しており、大家族向けの大容量モデルや耐塩害仕様モデルは用意がありません。
コロナエコキュートの特徴1
業界トップクラスの省エネ性能APF4.0
ここ数年大きな動きを見せていなかったコロナがAPF4.0のプレミアムモデルを出して業界トップクラスの省エネ性能となりました。
その前までは一番性能の良い機種でハイグレードモデルの3.3だったのが、4.0の高効率タイプを引っ提げてトップ争いに躍り出たのは驚きです。
コロナエコキュートの特徴2
お年寄りにやさしいリモコン設計
コロナエコキュートのリモコンは、高齢者世帯を念頭に置いて設計されています。
業界初の「でか文字モード」が搭載されており、通常より大きく見やすい文字表示が可能です。
また、「入浴ガイド」機能も備えられており、入浴事故を防ぐ安全対策などがリモコンから確認できるようになっています。
長時間の入浴を防ぐ、湯上りお知らせタイマー機能や、入浴事故が起きやすい外気温10℃未満の寒い日にふろ自動を押すと、リモコン画面に入浴注意情報が表示される機能もあります。
コロナエコキュートの特徴3
ふろ配管自動洗浄
お風呂のお湯を排水すると、エコキュートがおふろ配管を自動で洗浄するふろ配管自動洗浄機能がついています。
高圧力パワフル給湯プレミアムタイプがおすすめ
コロナのエコキュートはラインアップ展開がそれほど多くないので、比較的シンプルに機種の検討ができるかと思います。
エコキュートの最大の魅力は省エネとそれによる光熱費の削減ですので、まずは各機種の省エネ性能に着目します。
年間給湯保温効率の数値が高いほど省エネになりますので、この数値を見てみましょう。一般地向けの中で、プレミアムタイプは省エネ性能が4.0とコロナ機種の中でもっとも高く、薄型タイプは3.0となっています。寒冷地向けは給湯専用タイプ以外2.7で揃っています。
年間給湯保温効率によって、消費電力も変わってきますので、プレミアムタイプの4.0とハイグレードモデルの3.3とではランニングコストの差が出てきます。もちろんpプレミアムタイプのほうが光熱費は安くなるということです。それにも関わらず、相場価格では薄型タイプのほうが約4~5万円ほど高くなっています。つまり、薄型タイプは本体価格も高い上に燃費も悪いというわけです。ちなみに、コロナのフルオート機種間に機能の差はほとんどありません。したがって、狭小地で置き場の制約があるなどの特別な事情がない限りは、年間給湯保温効率4.0のプレミアムタイプにすることをお勧めします。
次に高圧力パワフル給湯が必要か検討します。高圧力パワフル給湯について、詳しくはlの記事をご参照ください。
コロナの高圧力パワフルタイプは給水圧が減圧弁設定290kPaとなっており、高圧タイプの減圧弁設定190kPaと比べて1.52倍となっています。ハイグレードタイプでは高圧力パワフル給湯の有無によって相場価格にして約4.4万円の差があり、これをどう捉えるかによってどちらを選ぶか変わってきます。2階以上に浴室がある場合やお風呂場とキッチンで同時にお湯を使いたい場合には、価格の差を補って余りあるくらい高圧力パワフル給湯の恩恵が得られると思いますので、基本的には高圧力パワフル給湯タイプをお勧めしたいところです。