パナソニックのエコキュート相場価格・特徴
パナソニック エコキュートの相場価格
シリーズ | 給湯タイプ | 型番 |
相場価格 (工事代・税込) |
APF | 給湯水圧 | 容量 |
---|---|---|---|---|---|---|
JPシリーズ |
パワフル高圧 フルオート |
HE-JPU46KQS | 65.1万円 | 3.9 | 280 | 460ℓ |
HE-JPU37KQS | 62.4万円 | 4.0 | 280 | 370ℓ | ||
Jシリーズ |
パワフル高圧 フルオート |
HE-JU46KQS | 56.8万円 | 3.5 | 280 | 460ℓ |
フルオート | HE-J46KQS | 53.8万円 | 3.5 | 170 | 460ℓ | |
セミオート | HE-J46KSS | 51.4万円 | 3.2 | 170 | 460ℓ | |
給湯専用 | HE-J46KZS | 51.8万円 | 3.2 | 170 | 460ℓ | |
パワフル高圧 フルオート |
HE-JU37KQS | 54.3万円 | 3.5 | 280 | 370ℓ | |
フルオート | HE-J37KQS | 51.3万円 | 3.5 | 170 | 370ℓ | |
セミオート | HE-J37KSS | 48.6万円 | 3.2 | 170 | 370ℓ | |
給湯専用 | HE-J37KZS | 48.9万円 | 3.2 | 170 | 370ℓ | |
Nシリーズ |
パワフル高圧 フルオート |
HE-NU46KQS | 52.0万円 | 3.6 | 280 | 460ℓ |
HE-NU37KQS | 49.5万円 | 3.6 | 280 | 370ℓ | ||
フルオート | HE-N46KQS | 49.5万円 | 3.6 | 170 | 460ℓ | |
HE-N37KQS | オープン価格 | 3.6 | 170 | 370ℓ | ||
NSシリーズ |
パワフル高圧 フルオート |
HE-NSU46KQS | オープン価格 | 3.3 | 280 | 460ℓ |
HE-NSU37KQS | オープン価格 | 3.3 | 280 | 370ℓ | ||
フルオート | HE-NS46KQS | オープン価格 | 3.3 | 170 | 460ℓ | |
HE-NS37KQS | オープン価格 | 3.3 | 170 | 370ℓ | ||
Wシリーズ |
パワフル高圧 フルオート 薄型 |
HE-WU46KQS | 65.1万円 | 3.0 | 280 | 460ℓ |
HE-WU37KQS | 65.1万円 | 3.0 | 280 | 370ℓ |
フルオート 薄型 |
HE-W46KQS | オープン価格 | 3.0 | 170 | 460ℓ |
HE-W37KQS | オープン価格 | 3.0 | 170 | 370ℓ | Hシリーズ |
フルオート 薄型 |
HE-H46KQS | オープン価格 | 2.8 | 170 | 460ℓ |
HE-H37KQS | オープン価格 | 3.0 | 170 | 370ℓ | Bシリーズ |
大容量 フルオート |
HE-B56HQS | オープン価格 | 3.3 | 170 | 560ℓ |
パナソニックのエコキュートへの取り組み
パナソニックはエコキュートシェア第2位の人気メーカーです。
幅広いシリーズ展開があり、我が家に合う一台が見つかりやすいラインナップ展開をしています。
さらに業界トップクラスの省エネ性能(APF)も実現していますので、人気が出るのも当然というわけです。
以下に詳しく見ていきましょう。
パナソニック エコキュートの特徴1
他メーカーにはない特殊機能
パナソニックエコキュートの大きな魅力の一つが、他メーカーには無い特殊機能です。
湯温セレクト
「あつめ(42℃)」「ふつう(40℃)」「ぬるめ(38℃)」の三つの温浴モードの中から、家族一人ひとりのお好みの湯温が台所のリモコンから簡単に選べる機能。設定湯温は±1℃で変更が可能で、さらにお風呂につかる時間をタイマー機能でセットすることができます。
また、水を足さずに風呂熱交換器でお風呂全体の湯温を調節するので、湯温にムラを生じることなく好きな温度ピッタリに調節が可能です。
耐震設計
4本脚耐震設計を取り入れることで、満水のタンクを支える強度をアップ。
震度7相当に耐える貯湯ユニット設計がされています。
もちろん断水時にタンク内の水を使用することも他社同様可能です。
パナソニック エコキュートの特徴2
業界トップクラスの省エネ性能
パナソニックエコキュートのもう一つの魅力として、APF(年間給湯保温効率・年間給湯効率)が良いことがあげられます。
APFは数値が高いほど省エネになります。
最上位機種のJPシリーズでは4.0のAPFを実現し、Jシリーズでも3.5を達成しています。
4.0という数値は日立や三菱の最上位機種の4.2に迫る業界トップクラスです。
ちなみにダイキンの最上位機種は3.6ですので、かなりの高効率と言えます。
パナソニック エコキュートの省エネ性能は主に以下の4つの特徴で達成されています。
ダブル真空断熱材
高性能真空断熱材を、通常一重を二重にすることで貯水タンクの保温性能を向上させています。
リズムeシャワープラス
シャワーの温度と流量を同時に変動させることにより、最大約10%の節水と最大約20%の省エネができる機能。二つのリズム変動で心地よさも得られます。
ぬくもりチャージ
従来捨てられていたお風呂の残り湯の熱だけをタンクに戻すことで、夜間の湧き上げに必要なエネルギーを節約する機能。
最後にお風呂から上がった人がリモコンスイッチを押すだけで、翌日分のお湯はりのエネルギーを最大約10%節約できます。
エコナビ
パナソニック製品でおなじみのエコナビも搭載。
一番風呂の後、次の人が入るまでの間、浴室不在時のふろ保温をカットします。
次の人が入浴したら、ひとセンサーで入室を素早く検知し、設定温度まで風呂加熱を開始します。
これによって、最大約35%省エネが可能とのこと。
『ひとセンサー』で浴室入室の段階で検知可能なのはパナソニックのエコキュートだけです。
パワフル高圧にすべきか?
パワフル高圧の有無についても検討が必要ですが、パワフル高圧タイプの給水圧が減圧弁設定280kPaとなっており、高圧タイプの減圧弁設定170kPaと比べて1.64倍となっています。
相場価格で約3万円の差ですが、給水圧は毎日の生活の満足度に直結する事項だと思いますので、ここはぜひパワフル高圧モデルをお勧めします。
エコキュートの圧力についてはこちらの記事もご覧ください。
パナソニックのおすすめはJPまたはJシリーズ
パナソニックのエコキュートは機能がたくさんありますが、省エネ機能と特殊機能に分けられます。
省エネ機能はすべてAPFに現れるためランニングコストに換算できます。
新築などでこれから20年以上住むことがほぼ決まっているのであれば上位機種のJPシリーズ。
既築で10年~15年程度で考えるのであれば、Jシリーズが良いと思います。
加えて耐震設計、あとはパワフル高圧をどうするかを考えながら、決めるのが良いと思います。