高圧タイプのエコキュートは高圧じゃない?パワフル高圧と高圧の違い
こんにちは!
「太陽光発電と蓄電池の見積サイト『ソーラーパートナーズ』」記事編集部です。(蓄電池専用ページはこちら)
この記事では、太陽光発電と一緒につける人の多いエコキュートの、「パワフル高圧」と「高圧」の違いについて解説します。
高圧タイプとパワフル高圧タイプ
エコキュートは、フルオート、オート、給湯専用タイプと機能での区分け、370L・460Lなど容量での区分け、角型・薄型と形での区分けがあります。
そして最後に給水圧力でのの区分けがあります。
- パワフル高圧タイプ
(三菱はハイパワー) - 高圧タイプ
パワフル高圧タイプのエコキュート
エコキュートは常々給水圧力が弱まりシャワーの水圧が弱くなると言われてきました。
それを解消するために各社が最近は元々の高圧タイプよりもさらに給湯圧力を高めたパワフル高圧タイプをラインアップに加えており、最近ではパワフル高圧タイプのエコキュートが標準型になってきています。
メーカーによって若干ですが給湯圧力に違いがあります。
一番給湯圧力が高いのは300kPaのダイキンと東芝です。
日立の水道直圧給湯は直接水道圧を利用するため、一概に言えません。
ご自宅の給水元圧をお知りになりたい場合は最寄りの水道局にお問い合わせください。
高圧タイプのエコキュート
高圧タイプと銘うっているものの、本当に高圧なのは上記のパワフルタイプですので、こちらは各メーカーほぼ横並びで170kPaです。
コロナの高圧タイプだけは190kPaです。
パワフル高圧タイプと高圧タイプの価格差はほとんどない
各社パワフル高圧タイプはこの高圧タイプと比べて約1.5倍の給水圧となっているにも関わらず、相場価格で約1万円~2万円しか差がありません。
※メーカー希望小売価格ではもう少し差があります。
販売する側が最初からパワフル高圧タイプを提案するようになっているという事が一番の要因だとは思いますが、実際、価格差がほとんど無いため、パワフル高圧タイプを選ぶ方がほとんどです。