フルオートのエコキュートってなに?セミオート・給湯専用とどう違う?
エコキュートの機能タイプはたくさんある
エコキュートのパンフレットを見るとその種類の多さに面食らってしまう人が多くいらっしゃいます。
エコキュートの容量の違いはまだわかりやすいのですが、機能の違いはメーカーごとに言い方が違うため、どれとどれを比較すればいいのか混乱してしまいます。
混乱してしまうのですが、よく見て比べてみるとエコキュートは機能別に3種類に分類できることが分かります。
- フルオート
- セミオート
- 給湯専用
フルオートタイプのエコキュート
フルオートタイプのエコキュートは最上位機能タイプで、自動湯張りや追い炊き、自動保温などすべての機能が盛り込まれています。
各メーカーのラインアップの約7割から8割はフルオートタイプです。
セミオートタイプのエコキュート
(ダイキンはオート、三菱はエコオート、コロナは該当商品なし)
セミオートタイプとフルオートタイプの違いは追い炊き・自動保温ができないことです。
つまりお湯をタンク内に戻して温め直すことができません。
浴槽のお湯を温め直したい場合は、「高温足し湯」機能を利用することになります。
では何がオートなのかというと、お湯張りが自動でできるためセミ「オート」となっています。
給湯専用のエコキュート
給湯専用タイプもセミオートタイプと同様に、追い炊きや自動保温はできません。
セミオートタイプと給湯専用タイプの違いは、お湯張り・高温足し湯が自動かどうかです。
給湯専用タイプの場合、自動湯張りボタンがリモコンにありませんので、蛇口をひねってお湯張りをすることになります。
昔ながらのお湯を止め忘れて浴槽からお湯がじゃばじゃばあふれているということが起きる可能性があります。