IH購入検討記その1:IHの知識・興味がゼロだった私が検討を始めたきっかけ
IHを本気で検討しました
ソーラーパートナーズの中村です。
私はお客様から太陽光発電の相談を受けたり、太陽光発電の販売をしたりしています。
当然、太陽光発電の知識はそれなりに身についています。
加えて太陽光発電と相性の良い、オール電化(主にエコキュート)の知識もそれなりにあります。
ですが、IHについては正直それほど詳しくありませんでした。
ところがひょんなことがきっかけでIHを検討することになりましたので、その経緯と結果をお伝えしたいと思います。
太陽光発電とオール電化の関係
太陽光発電と一緒に検討されることが多いオール電化。
なぜ一緒に検討されるかというと、太陽光発電とオール電化は相性がいいからです。
オール電化にする一番のメリットは、ガスの基本料金がかからなくなることです。
現在のガス単価と買電単価を鑑みると、調理器具や給湯器の光熱費にガスと電気でそれほど差は無いので、違いは基本料金だけです。
オール電化にすることでガス給湯器をエコキュートに、ガスコンロをIHクッキングヒーターに替えることでガスを全く使わなくなるため、ガスの契約を解除し基本料金を支払わなくて良くなるのです。
太陽光発電とエコキュートは相性がいい
オール電化といっても、実際に導入する機器は『エコキュート』と『IHクッキングヒーター』です。
この中で、太陽光発電と相性がいいのはエコキュートだけです。
なぜ太陽光発電とエコキュートの相性がいいかというと、エコキュートにすると日中の電気代が高くなりますが、太陽光発電が日中の電気代を賄ってくれるようになるからです。
エコキュートと太陽光発電の詳しい関係についてはこちらのページをご覧ください。
太陽光発電とIHはほとんど関係ない
オール電化にするためにはガスコンロからIHに変える必要はありますが、IHの機能は太陽光発電と関係ありません。
そのため、正直IHにほとんど興味がありませんでした。
そのため今までお客様からIHについて相談されても、
「料理をする方が使いやすそうだと思うものを選ぶのが良いと思いますよ」
と、太陽光発電についての相談と比べると、IHについてはだいぶ素っ気ない対応をしていました。
結果としてIHについて説明したページは作成しておりませんでしたし、今後もその予定はありませんでした。
そもそもIHの知識はほとんどゼロ
私は一般的な世の男性よりも料理をします。
我が家の朝食は基本的には毎朝私が作っていますし、休みの日の夕食などもキッチンでビールを飲みながら、ちんたらと長い時間をかけて料理をするのが好きだったりします。
だからという訳ではありませんが、ガスコンロに特段の不満はありませんでした。
ですので、たまに妻から
「IHってどうなのかな?」
という投げかけに対しても正直全く興味を示さずにいましたし、一度たりともIHの詳しい説明を聞いたことはありませんでした。
そのため正直、
「IHにすると鍋振りができなくなるんでしょ?」
というくらいの認識くらいしか持っていませんでした。
(実際、IHは鍋振りできます…)
パナソニック展示会で初めてIHの説明を聞くことに…
先日、IHの説明を聞くためではなく、太陽光発電や蓄電池の最新情報を仕入れるために、パナソニックが業者向けに開催した住宅設備商品の一斉展示会に参加しました。
ですがその際、たまたまIHの専門家の方から細かい説明を受けて一気にIHに対する興味が沸きました。
その結果、
「我が家のガスコンロをIHに変更しよう!!!」
という話が急に持ち上がった(というか持ち上げた)のです。
(その話を聞いた妻は、以前からIHに興味があったので「何をいまさら!」という感じで、少し怒っていました…)
これからIHを検討する方のためのIH購入検討記
せっかく本気でIHを検討するので、どうせならIHクッキングヒーターを説明するページを作成しようと思い、ただ単にIHの購入検討するよりかなり細かく、調べて調べて調べまくりました。
もともとIHの知識がほぼゼロに等しかった私が、かなり細かく調べた上で記載したIH検討記ですので、これからIHを検討する方には多少なり参考になると思います。
もしくはIHを検討するきっかけになるかもしれません。
我が家の一部を公開する事にもなるので少し尻込みしましたが、IH導入に至るまでのいきさつを細かくお伝えしたいと思います。
決してパナソニックの広告ページではありません!
一つお断りしておくと、わが家では結果的にパナソニックを設置することになりそうです。
そのため、このIH購入検討記では若干パナソニック寄りに書かれている部分があります。
ただ私達ソーラーパートナーズは、太陽光発電ではもちろん、他の商品に関してもメーカーに中立な立場でアドバイスをすることを信条としていますので、IHの解説ページに関しても他の社員の目も入れながら、できる限り公平に記載しています。
パナソニックさんは、IHに興味を持つきっかけを下さり、さらに追加で詳しい説明会まで開いてくださっているので非常に感謝していますが、決してパナソニックの広告ページではありません。
このあたりを踏まえたうえで、読み進めていただければ幸いです。
まずは「IHとは?」について説明したいと思います。