リカちゃんハウスがスマートハウスに!太陽光発電・HEMS搭載の多機能設計
リカちゃんの家もスマートハウスの時代です
省エネ・創エネ・蓄エネを実現する「スマートハウス」が普及し始めています。
セミナーのチラシ
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ソーラーパートナーズも、平成27年11月26日に「東京都」と「東京都環境公社」が共催する工務店・リフォーム事業者を対象としたスマートハウス関連のセミナーで、講師としてお話させていただく予定になっています。
国のエネルギーに対する大方針を定めたエネルギー基本計画でも、「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の実現を目指す。」となっています。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、エネルギー収支ゼロの家のことで、スマートハウスとかなり近いイメージの言葉です。
国の大方針でも決まっている以上、今後ますますスマートハウスの普及が進んでいきそうです。
実は、リカちゃんの家もスマートハウスになっていることをご存知でしょうか?
急にリカちゃんと言われても、「リカちゃんって誰?」と思われるかも知れません。
リカちゃんとは、「リカちゃん人形」のリカちゃんです。
リカちゃん関連商品を製造・販売しているタカラトミーは、パナホームとコラボして、「おしゃべりスマートハウス ゆったりさん」を2014年7月に発売しています。
時代の流れとは言え、あの「リカちゃん」の家までスマートハウスになっているなんて、とても面白いですね。
リカちゃんのスマートハウス 設備紹介
では、リカちゃんのスマートハウスにはどんな設備があるのか見ていきましょう。
スマートハウスなので、太陽光発電は欠かせません。
パッケージには、パナホームの「カサート エコ・コルディス」をイメージしたイラストが描かれていますので、太陽光発電はもちろんパナソニックHITでしょう。
屋根面全体が太陽電池で、イラストを見た感じだと10kW以上の発電ができそうです。
売電収入もかなり期待できる、羨ましい住宅です。
さらに、HEMSモニターも装備されているようです。
スマホ用の専用アプリをダウンロードすれば、スマホで太陽光発電の発電量や電力使用状況についてチェックもできるそうです。
昔のリカちゃんハウスとは別次元の、近未来的な設備ですね。
「ホームスマートモニター」は「HEMSモニター」の事です
さらに、エコバッグが付属されていたり、冷蔵庫の扉を開けっ放しにしていると、「冷蔵庫ちゃんと閉めてよね!」と声が出たりするそうです。
このリカちゃんハウスで遊んでいると、自然と省エネ意識が培われたり、環境に対する意識が高まりそうですね。
赤い印をつけた部分が「HEMSモニター」と「エコバッグ」
こういった環境教育につながる面が評価されて、2014年の「日本おもちゃ大賞エデュケーショナルトイ賞」も受賞しています。
子供たちにとって、太陽光発電はますます身近に
最近は、小学校や中学校の屋根に太陽光発電が設置されている光景をよく見かけるようになりました。
授業で太陽光発電を教材として使用する学校も多いそうです。
当社代表の中嶋も、夏休みに遊びに来た小学生の甥っ子から、太陽光発電について質問されたようで、ソーラーアドバイザーとして相談対応をしたそうです。
リカちゃんスマートハウス以外にも、太陽光発電で動くソーラーバッタなど太陽光発電を使ったおもちゃはたくさんありますし、ソーラー電池を使った工作キットなどもいろいろあります。
子供たちにとって、太陽光発電は本当に身近な存在になってきていることを実感します。
リカちゃんの家がスマートハウスになった背景
リカちゃんハウスまでスマートハウスになったのには、日本の抱えるエネルギー問題が背景にあります。
日本のエネルギー自給率はわずか6%という低水準にとどまっており、「発電設備の増加」と「省エネ」が非常に重要な課題です。
冒頭にも申し上げました通り、国の大方針として普及促進が行われています。
また、スマートハウスは日本という国としても重要な問題ですが、個人レベルでも光熱費の削減が見込めるなど、メリットの大きなものです。
リカちゃんハウスのモデルとなったパナホームでは、スマートハウスの経済的メリットを以下のように試算しています。
同社の試算では築20年の住宅を新タイプの住宅に建て直すと、年間の光熱費が約35万円から約7万円に減らせる。
さらに太陽光でつくった余剰電力を電力会社に売れば年間13万円の収入が得られるという。
スマートハウスが増えれば、国としてはエネルギー自給率の回復が見込めます。
個人レベルの話としては、スマートハウス化すれば光熱費の削減が見込めます。
スマートハウスに積極的なパナホームとしては、国民的アイドル「リカちゃん」とコラボレーションすることで、スマートハウスをより身近に感じてもらい、シェアを獲得する狙いなのでしょう。
まとめ
自宅だけでなく、おもちゃや学校など、太陽光発電を身近に触れた子供たちが大人になる頃には、今よりももっと太陽光発電の普及が進んだエコな世の中になることでしょう。
太陽光さえあればエネルギーを生み出してくれる太陽光発電は、とても環境にやさしい理想的な技術だと思います。
ソーラーパートナーズで
次世代も「あんしん」の太陽光発電を
子供たちの未来のためにも、太陽光発電が健全に広まっていくようにしていきたいと心から思います。
リカちゃんのスマートハウスに負けじと、太陽光発電の導入を検討される方は、ぜひソーラーパートナーズまでお問い合わせください。