本当に太陽光発電を買うべきか?親・兄弟・友人などに相談すると設置に反対される理由
太陽光発電を設置していない人に相談して反対された
ソーラーパートナーズは太陽光発電システムの工事会社のネットワークです。
私達は本部として対応しておりますが、実際にお客様宅へ訪問し対応するのは各地域のパートナー企業です。
今回パートナー企業から相談というか愚痴を聞きました。
内容は何かというと、
「お盆明けの週末で契約予定だったお客様が、お盆休み明けに急に翻意し太陽光発電システムの設置導入自体をやめてしまった」
というものでした。
お盆に帰省をした際に、ご両親や親戚の方に相談という形ではないが、太陽光発電システムを購入しようと思っている旨を何気なく話したところ反対意見が噴出し、それらを聞いているうちに太陽光発電に対する意欲が減ってしまったそうです。
なぜ太陽光発電システムの設置に反対するのか
太陽光発電システムはどんな人でもメリットを受けられる訳ではありません。
メリットが出にくい代表格は下記の3パターンです。
- 電気代が高く、かつ日中の電気使用量が高い方
- 屋根面積が小さい、もしくは複雑で、設置できるパネル枚数が少ない方
- 高過ぎる金額で買ってしまった方
当然これらの複合パターンもあります。そうすればさらにメリットは減ります。
上記のような状況ではメリットを受けられないのは紛れもない事実です。
ただ、太陽光発電システムに対してネガティブな方の発言第一位はこれです。
「高いお金払って設置しても本当はメリットなんて全然でないらしいわよ」
又聞きで上記の、メリットが出ないパターンに当てはまる方の話を聞いて、太陽光発電は全てメリットが出ないと拡大解釈をしてしまっている方が非常に多いです。
そもそもはこのようなメリットが出にくい方々に対して、しっかりと説明をして納得してもらった上での販売をしていない会社がたくさんいるという事が根本的に悪いのですが・・・。
なぜ他人は太陽光発電に詳しくもないのに反対するのか
私は新卒で入社した会社が某大手マンションデベロッパーでした。
そこでは商品企画部に所属しながらも土日はモデルルームに行き接客も行っていました。
その時も今回のように、他人に話を聞いて購入意欲を無くす方が必ずいらっしゃいました。
親・兄弟・友人など誰に相談しても「マンションを購入しようと思っているがどう思うか」という相談をすると十中八九とまではいきませんが、かなりの確率で反対されるという経験をしています。
当然相談された方々は不動産の事も知りませんし、ローン計算もできません。
物件の優劣も判断できません。何もわからないにも関わらず反対するのです。
人は、相談を受けた内容が自分では責任を取れない範囲のものだった場合は反対をするものです。
もし自分が軽はずみに賛成してそれがきっかけで決断を促し、結果何か喜ばしくない結果になった時に責任が取れないからです。
転職をしようとしている相談もしかり、高額商品を買おうとしている話もしかり。
反対している分には何も行動を起こさないという事ですのでリスクはありません。
こうして相談をすると反対されるというケースが多発するのだと思っています。
まとめ
相談に乗る事ができるだけの判断材料としての情報を持っていないにも関わらず軽率に意見をする人というのは、相談者の為に行動しているのではなく、自分の為に行動をしている人であると思います。
私達も日々たくさんの相談を受けます。
正直わからない事もしょっちゅうです。
答えられない質問もたくさんあります。
太陽光発電アドバイザーと名乗っている以上答えられない事が限りなく少なくなるように日々勉強をしていますが、いまだわからない事だらけです。
ただ今回のような、「自分は太陽光発電システムを買ってもよいか」という質問に対しては、その方の情報を収集した上で的確に理路整然と賛成・反対を述べる事ができるようにしています。
周囲に反対されて意気消沈してしまった方、ご相談をお待ちしております。