太陽光パネルの設置面が北西面でも、南寄りに設置すれば発電量は増える?
愛知県の方から太陽光発電の相談を頂きました。
南東向きの切妻屋根でパナソニックや東芝などのパネルが15枚のせられるという事ですが、どうしても4kW以上設置をしたいそうで、北西面へのパネル設置を検討されてらっしゃいました。
北西面へのパネル設置は発電効率が著しく下がること、隣家への反射光の話などは全て理解されてはいました。
(幸い北西面に隣家はなく反射光の心配はないとのことでした)
そのうえで北西面にプラスで5枚設置して、計20枚を設置したいとのことでした。
さて相談の内容なのですが、北西面にどのように配置するのかで2社の言う事が違うので、実際どう思うかというものでした。
A社はデザインも考えて横1列に5枚を並べて設置しましょうというもの。
B社はより多く発電できるように片側に寄せて設置をしましょうというもの。
B社の片側に寄せてというのは「設置する面は北西面なので(屋根図で見たところの)右側に寄せた方が、南により近くなるので発電量が稼げる」という説明だったそうです。
「南西向きになる」と言っていたような気がする、とのことでした。
発電量の良し悪しは、太陽光との角度の問題です。
同じ平行な屋根の面で、どちら側が発電が多くてどちら側だと発電が少ない、という事はもちろんおきません。
B社さんが悪意があるのかないのかは不明ですが、ご相談者様も「営業マンに自信たっぷりに言われたらそうなのかな、と思ってしまった」とのことでした。