垂木固定と野地板固定の太陽光発電を比較するとどちらが安心ですか?
埼玉県の方から太陽光発電の相談を頂きました。
「京セラのサムライとパナソニックのHITで迷っている」
とのことでした。
容量は5.4kWと5.8kWとそんなに大差はなく、ただシミュレーションを出してもらって、回収年数を見るとパナソニックの方が良いのでパナソニックにしようと思っているのだが、1点だけ施工方法で気になっているとのことでした。
京セラは垂木固定、パナソニックは野地板固定。
ここで迷われていました。
今ほとんどのメーカーは野地板固定です。
垂木固定なのは京セラ、三菱、ソーラーフロンティアと少数です。
どちらが良いかと聞かれたらやはり垂木固定がいいと思います。
なぜかというと、どちらがしっかり固定されているかと考えればそりゃ垂木固定だからです。
でも多くのメーカーは野地板固定で大丈夫であると結論づけて販売をしているわけですから野地板固定が悪いとは思いません。
ただどちらが安全か、どちらの方が良いと思うかと聞かれれば、垂木固定と答えます。
でも今の安値だけを求める兆候を見ていると、費用対効果が多少悪くなっても、より安全なメーカーを選ぶという方は非常に少なく、今後はもっと少なくなるのではと予想されます。
今回のご相談の方は迷いに迷われ、京セラを選択されました。
相談事例ではパナソニックは野地板固定とのお話ですが、当方では垂木固定と説明を受けています。その差異理由は何でしょうか?
よろしくお願いします。
ご返信が遅くなってしまい申し訳ありません。おそらくですが、パナソニックのアンカー工法を採用し、垂木にかならず杭がかかるように施工をするという事を説明されようとしたのではないでしょうか?パナソニック自体は垂木への固定を義務付けてはおりません。
現在新築工事で屋根の方に6kwの設置を予定していますがどうしても10kw以上で全量買い取りを導入したいと思い新築家屋の隣に倉庫が有りそちらも設置で倉庫部分でも6kw設置可能と言われたので合わせて10kw以上になるので大丈夫との見解にいたったのですが、新築屋根のハウスメーカーと倉庫屋根は別の施工会社になるので別々申請で申込みになり、申請が下りてきて二棟分の合算で軽微な変更届で変更できるとの事ですが最初の申し込みで10kw以上で申込みしなくても大丈夫なのでしょうか。
また、設備認定をうけるまで時間がかかるので早い目の申し込みが必要とも言われていたので、今一つ合点がいかなく質問させて頂きました。よろしくお願いします。
ちなみにパネルは同じソーラーフロンティア製です。
買取価格を36円の全量買い取りの20年間にしたいので、軽微な変更届け出で年度が越えて認定が受けられなければもったいないので!ショックが大きくなるので教えて下さい。
川瀬 賢悟 様
コメントありがとうございます。
仰る通り、変更申請をすればできるのですがこのケースですと6kWの太陽光発電システムへの増設という扱いになると思います。
新築部分への6kWの太陽光発電システムは余剰電力買取ですので、増設して10kW以上にしても全量買取にはなりません。
期間は20年に変更となりますが余剰電力買取のままとなります。