Qセルズが倒産したので太陽光発電は海外メーカーにしないほうがいいですか?
福岡県の方から太陽光発電の相談を頂きました。
「Qセルズがつぶれたというニュースを聞いたので、急に怖くなった。海外メーカーはやめたほうがいいでしょうか?」
という相談です。
この質問、予想はしていましたが、既に相当数が寄せられています。
正直わかりません。
経営リスクに対する質問です。
ある会社が将来成長するのか、衰退するのか、倒産するのか。
こんなことが正確に予測できるのであれば私は今頃株で大儲けをしています。
海外メーカーだから経営破たんするという訳ではありません。
パナソニックだって7,800億円の最終赤字です。
シャープだって3,800億円です。
太陽光は関係ないですがソニーだって5,100億円です。
国内メーカーだって危ういんです。
ただ海外メーカーの場合は太陽光発電モジュール専門メーカーばかりなので、より危なくは見えます。
2008年の世界1はQセルズですが今の世界No.1のサンテックパワーだって820億円の赤字です。
どこも生きるか死ぬかの競争をしています。
どのメーカーを選択するのか、最後は自分の判断です。
メーカーがつけている補償も、メーカーが存続してこそです。
1つの側面からだけで判断してはいけない状況になっているのは間違いないと思います。
少しでも判断材料となるものを提供できるようにしたいと思います。
住宅用の太陽光発電の電力買取制度が「余剰電力買取制度」に決定
「経済産業省が11日、太陽光など再生可能エネルギーでつくった電気の買い取り価格、期間を議論する調達価格等算定委員会を都内で開いた。住宅での太陽光発電による電気については全量買い取り制度の対象とせず、現在、余った電力を電力会社に売っている『余剰電力買い取り制度』を維持する方向が大勢となった。」
という記事が日経産業新聞に載りました。
もともと余剰買取制度を続ける方針が国会審議でも示されていたので、このような記事がでることの方が驚きです。
民主、自民、公明の3党協議による法案修正後は、同制度維持について国会で明確にされていなかったとのことでの発表のようです。
Qセルズのソーラーを3月に取付し、4月より売電開始しました。
経営破綻のニュースにビックリですが、経営破綻で潰れたのでは無く、本社で有るドイツの生産工場を会社更生法で、国が債権すると言う事で、無くなるのでは有りません。 日本のQセルズジャパンは、売上を伸ばしており、その様な心配は無いという事です。 保証も25年変わらず、Qセルズジャパンを面倒を見るとの営業マンからのご回答です。 性能、強度、25年保証ソーラーが日本や中国の10年保証に負けるわけにはいきません。 中国製品は、まだ経験年数が有りません。 日本製品は、35年の実績が有り、ドイツ製品はそれ以上の40年の経験と実績が有り、売りっぱなしの他社とは違い、買ってからの長いお付き合いをする会社です。 Qセルズの物は、作り方が全然違います。 タップビスで、組立する様な安物では有りません。 他社の物と見比べすれば、簡単に解ります。 皆さん、長く使用する物ですから本当に良い物を選択して購入しないと損をしますよ!