サンテックパワー 太陽光発電システムの特徴
サンテックパワーといえばヤマダ電機・カインズホームと提携し販売網を広める海外メーカーの老舗
2001年に中国で創業。
2008年には太陽光パネルの生産規模1GWを達成。
2009年の生産量シェアは世界第2位となっています。
2008年6月に株式会社MSKを買収し、翌2009年6月にサンテックパワージャパンに変更しています。
国内メーカーに対抗するため、大型量販店のヤマダ電機、カインズホームと提携し販売強化を図っています。
2013年3月にはサンテックパワーホールディングスの製造子会社のひとつ、無錫サンテックパワーが会社更生法を申請していますが、サンテックパワージャパンは、日本への製品供給への影響はないと発表しています。
2013年7月には日本専用モデルとしてハーフサイズモジュールもラインアップに追加し、寄棟屋根などの複雑な形状の屋根へも対応範囲を広げています。
サンテックパワーは太陽光パネルの出力保証25年間の元祖
今でこそ国内メーカーも太陽光パネルの出力保証として20年や15年を打ち出すところも増えてきましたが、この10年以上の出力保証の期間を延長した元祖がサンテックパワーです。
カナディアンソーラーなど他中国メーカーもこぞって25年出力保証を打ち出したため、中国メーカーイコール25年保証という図式ができあがりました。
その当時からこの長い保証期間と倒産リスクの関係の話はしてきましたが、今回サンテックが倒産の危機に直面したことで現実の話となり改めて考えさせられるきっかけとなりました。
サンテックパワーが単結晶シリコンパネル低価格化の波を作った
元々日本の太陽光発電市場は、シャープ、京セラ、三菱、SANYO(現パナソニック)の4社による寡占状態でした。
SANYOはHIT(単結晶とアモルファスの混合)でしたが、それ以外の3社は多結晶シリコンパネルでした。
単結晶の方が性能は良いが価格が高いため、多結晶シリコンのほうが普及させるには良いとされていたのです。
そこにサンテックパワーが、中国工場による大量生産を武器に、低コストな単結晶シリコンパネルで参入してきました。
サンテックパワーの参入によって『高性能なのに割安』という新たなゾーンが作り出されたのです。
今でこそ海外メーカーの参入企業が増え価格競争が活発になっていますが、その走りはやはりサンテックパワーであったと思います。
一番聞かれる質問:サンテックパワーって倒産したんじゃなかったっけ?
正直なところ、無錫サンテックパワーが会社更生法を申請した後、サンテックパワーの話はまるっきり聞かなくなってしまいました。
サンテックパワーホールディングス内の中核生産拠点だった子会社が会社更生法を申請したという事ですので、ホールディングス全体の話ではありません。
ただカナディアンソーラーやQセルズなど代替メーカーがある中で、わざわざ印象が悪いサンテックパワーを提案をする会社が無くなったという事なのだと思います。
サンテックパワージャパンは今後の日本への製品供給には影響はないと発表をしていますが、少なくとも住宅用に関してお客様が戻ってくるのは難しいような気がしまています。
最適な太陽光メーカーに必要なのは豊富な選択肢
お客様に最適な太陽光メーカーを選択していただくために、ソーラーパートナーズに加盟している太陽光業者は複数メーカーが提案可能な会社のみに限定しています。
『3メーカー以上の取扱い』という厳しい審査基準をあえて設けることで、太陽光発電に精通している業者しか加盟できないようにしています。
1つの太陽光業者の複数メーカーの提案を比較する事で、お客様はご自身に一番合った太陽光メーカーを選ぶことが出来ます。
複数メーカーの見積り希望の方は、お気軽にお問い合わせください。