【2025年最新】東京都の太陽光蓄電池補助金は300万円超え!?申請はいつまで?申請方法など詳しく解説【令和7年度】

【2025年東京都補助金まとめ】
【太陽光発電】
新築の家に太陽光発電をつける場合
・3.6kW以下:12万円/kW(上限36万円)
・3.6kW超:10万円/kW(50kW未満)
※機能性PVなら最大8万円/kW上乗せ
既築の家に太陽光発電をつける場合
・3.75kW以下:15万円/kW(上限45万円)
・3.75kW超:12万円/kW(50kW未満)
※機能性PVなら最大8万円/kW上乗せ、陸屋根防水工事に18万円/kW上乗せ、陸屋根架台に10万円/kW上乗せ
【蓄電池】
蓄電池をつける場合(太陽光発電がついているか再エネ電力との契約が条件)
・新たに蓄電池を設置:12万円/kWh
・蓄電池ユニットを増設:8万円/kWh
※デマンドレスポンス実証参加で計10万円上乗せ
【V2H】
V2Hをつける場合
・V2Hを設置:V2H費用の1/2(上限50万円)
・太陽光発電とEVかPHEVが場合:V2H費用の10/10(上限100万円)
※これらの太陽光発電、蓄電池、V2Hの補助金は併用することができます。
<<本記事のデータは2025年3月28日に更新しました。>>
昨年の補助金から拡充された点は、機能性PVへの上乗せと蓄電池ユニット増設への補助です。

今年度の東京都補助金は、より東京都の住宅環境に寄り添った内容に変更となりました。補助金の概要だけでなく、機能性PVや蓄電池ユニットの増設についても詳しく解説させていただきます。
当社にも数多くの「補助金申請できる業者を紹介して欲しい」という声が届いています。東京都に在住の方は太陽光発電・蓄電池を導入する大チャンスですので、ぜひこの記事を読んで、知識を深めてみて下さい。
補助金情報は自分で調べても専門用語が多くわかりづらいので、東京都が発表している最新情報を以下3点を中心に出来る限り分かりやすく解説しています。
・2025年(令和7年)の東京都の補助金はいくらもらえるのか
・太陽光発電・蓄電池をこれから購入する人が補助金をもらう方法
・東京都の補助金をもらい損ねないようにするための注意点
東京都の補助金はギリギリに検討を始める方が多く、結果的に間に合わない方が毎年いらっしゃいます。
焦って検討した結果、提案価格が高い業者や対応がずさんな会社で契約してしまった方からも相談をいただくこともあるので、焦らず余裕をもって早め早めにご検討ください。
東京都以外で太陽光発電を検討している方はコチラ、蓄電池を検討している方はコチラをご確認ください。
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- 1 2025年(令和7年)の東京都補助金の概要
- 2 【太陽光】2025年(令和7年)東京都の太陽光発電補助金はいくらもらえる?ポイントは機能性PV!
- 3 【蓄電池】2025年(令和7年)東京都の蓄電池補助金はいくらもらえる?蓄電池半額のチャンス!
- 4 2025年(令和7年)東京都の太陽光発電・蓄電池補助金の申請期間
- 5 2025年(令和7年)東京都の太陽光発電・蓄電池補助金の申し込み順序と注意点
- 6 【早見表】2025年(令和7年)東京都の太陽光発電・蓄電池補助金の太陽光容量別・蓄電池容量別ケース例
- 7 2025年(令和7年)東京都の太陽光発電・蓄電池補助金の誇大広告にご注意下さい
- 8 2025年(令和7年)東京都の太陽光発電・蓄電池補助金を活用するならソーラーパートナーズへ
2025年(令和7年)の東京都補助金の概要
今回の東京都の補助金の正式名称は、災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業です。
詳細は5月頃発表となりますので、未定となっている部分があります。情報が公開され次第更新予定です。
補助対象 | 補助率等 | 上限額 |
---|---|---|
太陽光発電設備 | 【新築住宅】 3.64kW超:10万円/kW 3.64kW以下:12万円/kW |
50kW未満 (3.64kW以下は上限36万円) |
【既存住宅】 3.75kW超:12万円/kW 3.75kW以下:15万円/kW |
50kW未満 (3.75kW以下は上限45万円) |
|
陸屋根の住宅への防水工事・架台設置 ※既存住宅のみ 【防水工事】 18万円/kW 【架台設置】 10万円/kW |
太陽光発電に準ずる | |
設置するパネルが機能性PV 最大8万円/kW |
||
蓄電池 | 12万円/kWh ※太陽光発電の設置(既存・新規)、もしくは再エネ電力契約が条件 |
未定 |
既存蓄電池へのユニット増設 8万円/kWh ※太陽光発電設置済みであることが条件 |
||
デマンドレスポンス実証への参加、蓄電池のIoT化で上乗せ 【デマンドレスポンス実証】 10万円/件 【IoT化】 経費の1/2(上限10万円/戸) |
||
V2H | 太陽光とEV・PHVが両方揃っていない場合 (例:太陽光は設置済だが、EVを所有していない場合等) 費用の1/2 |
50万円 |
太陽光とEV・PHVが両方ともある場合 費用の10/10 |
100万円 |
これらの太陽光発電・蓄電池・V2Hの補助金は併用することができます。基本的に、国や市区町村の補助金と併用することも可能ですが、設置にかかる費用を超える額を補助金として受けることはできないのでご注意ください。
その他に最新情報が入り次第、随時内容を更新していきます。
※まだ詳細が確定していないので、最終的な補助金額は、設置にかかる費用(部材+工事費 税抜)に応じて上限が変更する場合があります。
【太陽光】2025年(令和7年)東京都の太陽光発電補助金はいくらもらえる?ポイントは機能性PV!
<<容量別の早見表は、新築はコチラ、既築はコチラで確認できます。>>
基本的な太陽光発電補助金は、例年通り【新築or既築】と【容量(kW)】によって計算することができます。
弊社のデータでは、昨年の東京都の太陽光発電の平均容量は5.34kWだったので、補助金額に換算すると、新築なら53万円、既築なら64万円となります。
さらに今年は、機能性PVに対して最大8万円/kWの上乗せがあります。
機能性PVとは?
機能性PVというのは、東京都が認定する優れた機能を持った太陽光発電システムのことです。
例えば、屋根への負担を減らす「軽量パネル」や複雑な屋根面に合わせるための台形や三角形の「多角形パネル」、光の反射を防ぐ「防眩パネル」などが挙げられます。
東京都の住宅屋根は小さい屋根面を複雑に組み合わせてあることが多いため、屋根の形に合わせられる多角形パネルや、北面に設置できる防眩パネルに対して上乗せがあるのは、東京の住宅環境を考慮した上乗せというわけです。
機能性PNに対しては、最大8万円/kWの上乗せが用意されています。
どの機能性PVに対していくらの上乗せされているか、まだ発表されていないので今後情報が公開され次第更新します。
【蓄電池】2025年(令和7年)東京都の蓄電池補助金はいくらもらえる?蓄電池半額のチャンス!
<<容量別の早見表はコチラで確認できます。>>
今年新しく蓄電池を設置する方は【容量(kWh)】あたり12万円もらえます。
蓄電池を適正金額で契約していれば、補助金で半額以下となるので蓄電池を導入する大チャンスです。
弊社のデータでは、昨年の東京都の蓄電池の平均容量は13.2kWhだったので、補助金額は最大158万円となります。
東京都は昨年までも大きな補助金があったため、他の地域よりも蓄電池の容量が大きい傾向がありますが、全国的にも大容量蓄電池の人気が年々高まっており、昨年の全国平均も11.79kWhにまで大きくなりました。
そこで、今年から東京都補助金は既存の蓄電池の増設にも補助金を出すことになりました。
家庭用蓄電池は2019年から市場への普及が進みましたが、最初はどの程度の蓄電池が必要か手探りだったので、5kWh程度の蓄電池が人気でした。
しかし、災害対策や高騰する電気代への対策で、10kWh以上の大容量蓄電池が人気となった結果、過去に蓄電池を設置した方に対して東京都では増設の補助金を用意することになりました。
新規で蓄電池を設置する方はもちろんですが、過去に蓄電池を設置した方にとっても増設のチャンスとなります。
また、昨年に引き続きオプションで、デマンドレスポンス実証に参加で10万円/件、蓄電池のIoT化で最大10万円/戸の上乗せもあります。
デマンドレスポンスとは?
デマンドレスポンスとは、地域の電力の需要と供給のバランスを保つ取り組みです。
蓄電池補助金におけるデマンドレスポンスは、地域の電力が供給過多となったときには各家庭の蓄電池に充電し、供給不足となったときには各家庭の蓄電池から放電するというサイクルを遠隔操作で行うというものです。
いまのところ遠隔操作は頻繁に行われるものではないので、緊急時に地域の電力を保つために協力したい方は、是非参加してみてください。
2025年(令和7年)東京都の太陽光発電・蓄電池補助金の申請期間
2025年5月下旬より申請受付が開始される予定です。締め切りは、令和8年(2026年)3月末までか予算が無くなったらとなります。先着順で大変多くの申込が予想されますので、先に書いてある通り、予算切れにならないうちに検討を進めるようにしてください。
2025年(令和7年)東京都の太陽光発電・蓄電池補助金の申し込み順序と注意点
東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)が東京都の補助金事業を担っています。
補助金を受け取るための順序は、クール・ネット東京に事前申込をして、受理されたら契約・着工し、事前申込から1年以内に交付申請兼工事実績の報告をして、公社から交付決定がされたら、ようやく補助金を受け取るという流れになります。
つまり事前申込の受理がなされる前に契約締結しているものは補助の対象外となってしまいます。
受理前に契約を焦らせる業者がいれば、補助金のことを知らないか、手続きが煩雑で申し込む気がない業者の可能性があるのでご注意ください。
【早見表】2025年(令和7年)東京都の太陽光発電・蓄電池補助金の太陽光容量別・蓄電池容量別ケース例
補助金詳細は上記の通りなのですが、結構複雑です。実際自分の家ではいくら補助金がもらえるのかを計算するのが難しくなっています。
ですので以下にいくつかの代表的な例で、実際に補助金額はいくらになるのか計算した表を作りましたのでご確認ください。
※まだ詳細が確定していないので、最終的な補助金額は、設置にかかる費用(部材+工事費 税抜)に応じて上限が変更する場合があります。
【太陽光発電(新築)】容量別の補助金早見表
太陽光発電容量 | 補助金基本額 | 機能性PV最大上乗せ時 |
---|---|---|
1.5kW | 18万円 | 30万円 |
2.5kW | 30万円 | 50万円 |
3.5kW | 36万円 | 64万円 |
4kW | 40万円 | 72万円 |
5kW | 50万円 | 90万円 |
6kW | 60万円 | 108万円 |
7kW | 70万円 | 126万円 |
8kW | 80万円 | 144万円 |
9kW | 90万円 | 162万円 |
3.6kW以下は12万円/kW(上限36万円)
3.6kW超は10万円/kW(上限50kW)
【太陽光発電(既築)】容量別の補助金早見表
太陽光発電容量 | 補助金基本額 | 機能性PV上乗せ時 |
---|---|---|
1.5kW | 22.5万円 | 34.5万円 |
2.5kW | 37.5万円 | 57.5万円 |
3.5kW | 45万円 | 73万円 |
4kW | 48万円 | 80万円 |
5kW | 60万円 | 100万円 |
6kW | 72万円 | 120万円 |
7kW | 84万円 | 140万円 |
8kW | 96万円 | 160万円 |
9kW | 108万円 | 180万円 |
3.75kW以下は15万円/kW(上限45万円)
3.75kW超は12万円/kW(上限50kW)
【蓄電池】容量別の補助金早見表
蓄電池容量 | 補助金基本額 | デマンドレスポンス参加時 |
---|---|---|
4kWh | 48万円 | 58万円 |
5.5kWh | 66万円 | 76万円 |
6.5kWh | 78万円 | 88万円 |
7.4kWh | 88.8万円 | 98.8万円 |
9.8kWh | 117.6万円 | 127.6万円 |
12.7kWh | 152.4万円 | 162.4万円 |
14.9kWh | 178.8万円 | 188.8万円 |
16.4kWh | 196.8万円 | 206.8万円 |
容量(kWh)×12万円
オプションとしてデマンドレスポンス実証10万円/件
2025年(令和7年)東京都の太陽光発電・蓄電池補助金の誇大広告にご注意下さい
2024年8月、東京都の補助金対応をしている東京都環境公社が誇大広告に関する声明を発表しました。
太陽光発電のニーズが高まる中、補助金について事実と異なることを説明し、不正に注文を獲得しようとする業者がいることを意味します。
声明の内容は以下の通りです。
- 「事前申し込みで70%も予算が終わっている。」
→令和6年度予算は、70%に達しておりません。 - 「補助金申請は、許可された業者に頼まないといけない。」
→許可・登録制度ではありません。 - 「最大300万円の補助、3万戸限定!」
→申請内容により助成金額が異なるため、最大300万円ではありません。
※これらの声明は
クールネット東京|蓄電池や太陽光発電のセールスなど誇大広告の案内には、特に注意をお願いします! から引用しました。
誇大広告には騙されず、複数の業者から見積もりをとって比較し、工事内容や助成金額を事前に確認することが重要です。
2025年(令和7年)東京都の太陽光発電・蓄電池補助金を活用するならソーラーパートナーズへ
今回は信じられないほど多額な東京都の補助金について解説していきました。
補助を受けられれば、他県には絶対に真似できないほどお得に太陽光や蓄電池を買うことができるので、確実に申請をしておきたい補助金です。
しかし、毎年補助金絡みでのトラブルは後を絶ちません。しっかり申請してくれそうな良心的な業者にお見積りを出していただくことを強くお勧めします。
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